2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46916B08)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

イフラン県支局

3)任地( イフラン県アズロ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

教育省の支局のひとつでイフランにあり(活動・居住場所のアズロから車で30分)、県内の小・中・高等学校を管轄している。教育施設の管理、教員や職員の配置・管理、生徒数の管理、問題の調整などを行っている。アズロ市内2か所の統合クラス(特別支援学級)には約20人の児童が通学している。年齢層は幅広く、高校生程の年齢の生徒も存在している。同省の教員は父母の会のアソシエーションと協力してクラスを運営している。同クラスは普通小学校内に設置されている。中学校進学には健常児と同様の試験に合格する必要がある。2015年7月より障害児・者教育JV1名が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

1998年同省は障害児の就学を推進する方針を出し、連帯・女性省、保健省等との間で統合クラス開設等に係る協定を締結し、2008年発表プログラムの中で2012年までに800の統合クラス開設、9,600名の障害児の受入を明記している。しかし特別支援教育専門の教員養成プログラムや学校は存在せず、小学校の教員やNGOなどで短期研修を受けた人物が統合クラスを担当していることが多いので、教員の知識は深くない。日本よりも軽度の児童が多いものの、様々な年齢と障害の状態が異なる児童が、教員の人数が少ないなか、同じクラスで過ごす。そのため「預かる」だけになりがちで、児童各々に適した指導法や保護者を巻き込んだ教育はまだ行われていない。担任は通常級に進学させることを目標にして指導しているが、そのような段階に至っている児童はほとんどいない。前任は他任地の同職種ボランティアと情報交換しながら活動を実施している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内2校の小学校の統合クラスにて教員と協力しながら、児童と教員対象に以下に挙げるような活動を行う。
1.障害にあわせた指導方法の紹介と実践
2. 教材作成の紹介と実践
3.主に図工や体育の授業の紹介と実施
4.配属先や教員と相談し、教員対象の研修会の企画・実施も考えられる。(内容例:教育の機会均等の必要性と特別支援教育の紹介、日本の特別支援教育の知見(歴史、しくみ、現状、方法など)の紹介など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

黒板、(学校によっては)プロジェクター・DVD、簡単な教材等、他のボランティアが作成した教材もある

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先:学校保健担当職員(女性 40代)
活動先:教員(特別支援クラス担当者および補助教員 40~50代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】