2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46917A01)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

国立デジタル教材研究所

3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モロッコでは2006年より教育へのICT技術導入がされており、小・中・高等学校におけるマルチメディア教室の設置および教員、視学官等教育関係者に対する研修等が実施されている。配属先は国民教育・職業訓練省(以下、教育省)が推進する教育情報通信普及プログラム(Programme GENIE)の一環で2009年に設立された国立の研究機関。ITを使った教育支援を目的としている。主にデジタル教材の認定、制作および使用に係る教育関係者への指導・監督、デジタル教材のウェブ上での配信www.taalimtice.maとその管理を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育省は児童や生徒が学習科目を効率的かつ効果的に学ぶためのICTの活用を推進している。そのため、配属先ではモロッコの学習内容に適した独自のデジタル教材の開発、活用を進めている。
前任は、同僚とともに中学生初心者用モバイル英語学習教材の開発と認証申請、国内から送られてきた教材アプリケーションをICT的側面からチェック(画像や音質、操作性、テキストなどの適正度等を)している。配属先は今後、ゲームやビデオ、アニメ(2Dや3D)を使った学習支援教材、モロッコで普及が進むスマートフォンを使った学習支援教材開発を希望している。本件で派遣されるボランティアは、同僚とともにこれらのデジタル教材の開発にかかわったり、同僚への提案や助言を行う。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

研究所にてデジタル学習コンテンツの開発技術支援を行う。
1.デジタルコンテンツのプロトタイプ、ストーリーボード等のインターフェースづくり、改良のための技術習得支援(特にデザイン性向上のための指導・助言)
可能であれば以下の活動も行う。
2.Smart PhoneなどMobile系の開発(WindowsOSだけではなく、AndroidやiOSの画像とアニメについての技術に関する助言)
3.送られてきたAndroidやiOS用アプリの技術的な助言や人間工学的(画面配置や配色、操作性など)な助言
4.画像、動画、アニメーション(2D、3D)の編集技術習得にかかる支援
5.デジタル教材などに取り入れられてくるロボット工学、拡張現実(AR)などに対する初歩的な助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC約10台、OS:Windows7,10, MacOSX、その他:Kaspersky, MS Office 2013,Adobe(Fl:AS3.0, Ai,Ps),HTML5, Scratchなど

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚1名 40代 男性
研究所所長1名 50代 女性
その他同僚8名20-50代
(教育マルチメディア工学エンジニア、マルチメディアコンセプター、情報システム工学エンジニア、ウェブデベロッパー、プロジェクトマネージメント、コンピューター技師)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:同僚が男性のみのため

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚の技術レベルが高いため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:即戦力が求められているため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

モバイルアプリ開発、Web開発、オープン系開発のいずれか開発経験があるとなお良い。