2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46917A11)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
8代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究・幹部養成省

2)配属機関名(日本語)

モハメッド五世大学―アグダル

3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当大学は1957年に設立され、文学人間科学、自然科学、法経社会学の3学部と、技術、一般科学、教員養成の3大学院を擁し、スタッフ約900名、教員約1200名、学生数約34,000名の総合大学である。授業はフランス語とアラビア語で行われ、文学人間科学部には地理、史学、哲学、社会学、英語、独語等の学科が、学科外では日本語の他、中国語、韓国語、トルコ語及び葡語を各国の協力の下に行っている。http://www.um5a.ac.ma/。 現在日本語教育SV1名、渉外促進SV1名が活動中である。上記日本語教育SVの後任はJVが2017年10月赴任予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当大学では国際交流基金支援による日本語教育が1982年から2005年まで実施され、その後JICAボランティアに引き継がれている。文学人間科学部の学生および社会人を対象に、公開講座で教えている。当地に日本企業は少なく直接雇用にはつながりにくいが、日本文化に興味を持つ受講希望者が非常に多く、継続して講座で教えるボランティアが必要とされている。現在はSV2名がモロッコ人教員3名の協力を受けながら、公開講座で120名の生徒に教えている(モロッコ人教員の今後の動向は不確定)。また、他任地の日本語教育関係者と協力し、大学の協力を得ながらこれまで16回、日本語スピーチコンテストを開催した。今般は同配属先の渉外促進SVが、日本企業にスポンサー協力を仰ぐなど新しい形で開催した。これまで、国際交流基金の要請を受け日本大使館の主導でJLPT(日本語能力試験)が3回実施され、ボランティアも実施支援にあたった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

大学担当者および同配属先ボランティアと相談しながら以下の活動を行う。
1.公開講座「日本語」を運営する。(コース設計、受講者の募集、クラス編成、会計、試験事務等を含む)
2.公開講座「日本語」で授業を行う(週6コマ9時間程度)
3.同任地と他任地のボランティアや大学と協力し、日本語関連のイベントを実施する(日本語スピーチコンテストなど)。日本大使館から依頼があればJLPT(日本語能力試験)の実施を支援する。
4.日本関連のイベントを企画・運営することも考えられる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

専用教室(最大25名収容:Souissi校内)ビデオ、テレビ、ラジカセ、DVD、プロジェクター、スクリーン、ホワイトボード
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』

4)配属先同僚及び活動対象者

文学人間科学部副学長(女性、50代)
日本語教育アシスタント教師2名(土曜日の初級クラス担当)(今後も継続するかは未定)
指導対象者:学生・社会人 約120名 18ー50歳)、中・高校生が混じることもある
レベル:日本語初心者ー中級前半

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での講義を行うため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:運営を全て行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学としっかり話し合いながら公開講座運営、授業をすべて行う。日本語教育JV2名体制だが、合格者が出ない場合は1名でできる範囲で実施する。