2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46917B08)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G234 美容師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

家族・連帯・平等・社会開発省

2)配属機関名(日本語)

国民共済事業団アカリ研修センター

3)任地( ラバト ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モロッコ国民共済事業団における職業訓練事業では、学業中退者をはじめとする、経済的・社会的に困難な状況に置かれている青年たちを対象に、美容、情報技術、裁縫等の訓練を通して、社会的に自立するための支援を行っている。研修にかかる費用などは全て同事業団で負担している。
同研修センターの美容コースは1年制である。生徒数は入学時で30名程度だが、様々な事情により、退学してしまう学生は少なくない。配属先の予算も不足しており、講義に必要な美容器具も十分に購入できていない状況である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モロッコにおいて女性が職業に就ける業種は限定されているが、美容師はそのうちの一つであり、女性職業訓練分野でも重要となっている。
本研修センターでは、美容コースの予算不足の問題を抱えており、学生に充実した講義内容を提供できていない状況である。合わせて、訓練生が就職に必要とされている十分なレベルの技術を指導できる人材が不足している。
美容の世界において、日本の技術の高さは定評があり、同センターにおける講義レベルの向上のための指導可能な技術者が求められたため、今回の要請につながった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは県内にある訓練センターの情報技術の授業を担当講師と行う予定。研修センター授業内容の充実を図り、講師及び学生の技術レベル向上を目的に次の活動を同僚と共に行う予定。
1. 担当講師と共にセンターの学生を対象に理容・美容の講義(実技・座学)を行う
2. 講師向けの指導要領・教材の作成
3. 学生への進路支援
4. 講義に必要な機材の充実化

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

美容・理容器具一般(美容ハサミ、ドライヤー、蒸気マスク、髪留め用コーム、洗髪台、ヘアブラシ、霧吹き等)
講習室(整髪・美容・座学)

4)配属先同僚及び活動対象者

美容科講師(女性1名)、研修生(10代以上)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(美容師)

[性別]:(女性) 備考:学生は主に女性のため

[学歴]:(専門学校卒) 備考:学生の指導に必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:学生の指導に必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

対象となる学生は経済的・社会的に困難を抱えた青年たちが多いため、根気強さや相手に寄り添う姿勢が求められる。必要な機材も十分に揃っていない環境下であるため、現場にある機材で工夫して講義をする必要がある。