2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46918B01)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務協力省

2)配属機関名(日本語)

児童保護モロッコ連盟
NGO

3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1957年創設モロッコ発の非政府・非営利組織。モロッコ王室が後援し、初代連盟長は国王の叔母、現在の連盟長は国王の従妹にあたる。孤児、家庭内で問題があり家庭で育てられない子どもの保護・養育や養子縁組斡旋、また児童養育困難者への支援(保育園等)を行っている。具体的には、全国の養育施設8ヶ所、保育園77ヶ所などを運営する。約600名(うち90名が障害がある)の養育、2000名の保育園受入れを実施(2014年データ)。本要請と同時に障害者支援隊員を2名募集中であり、連携することが期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

連盟は養育の質の向上、職員の能力向上およびそれによる業務効率化を目指している。職員の業務改善、業務枠を広げることに貢献し、職員らがより効率的に働けるよう、知識共有を希望して要請があった。
職場となるララメリアムセンターは約130名の子ども(原則として0~18歳)を養育し、食事・住居の提供、学齢期の児童は近所の学校に通学させている。障害がある者は63名(4歳~41歳/大人になっても他の受入れ先がなく当施設に滞在する)で、そのうち身体障害者が28名いる(2018年5月現在)。重複障害がある者もいる。日中は医療スタッフが常駐。言語障害改善士、理学療法士2名が勤務する。物資や人員にはとても恵まれた環境である。KOICAボランティア(理学療法士)2名の受入れ実績がある(2016年頃)。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

連盟の一施設である首都のララメリアムセンターにて、以下の活動をする。
・理学療法士の同僚へ、日本での考え方や方法の紹介をする。
・身体障害者(肢体不自由、重複障害がある人も含む)への理学療法の実施。
・具体的には青年および成人(10~40代)の運動能力改善支援(基本動作練習や離床の促進)。多くの時間をベッドで過ごしているが、車いすに座れる方も多くいる。
・生活介助員の同僚へ、簡単にできる運動能力改善支援方法があれば紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理学療法室

4)配属先同僚及び活動対象者

理学療法士2名(50代女性1名、他1名)
センター校長(40代、女性)
医師(一般医4名、小児科医1名)、看護師7名
言語聴覚士 (1名)
生活介助員(約20名)、教員(女性 3名)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚の実務経験が長いため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

施設・物資やスタッフ人数には大変恵まれた環境。一職員として働くとともに、同僚や生活介助員とコミュニケーションを取り、現地の状況を踏まえた上で、日本の方法やその必要性を説明する。