2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46918B15)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

モハメッド五世大学人文科学部

3)任地( ラバト県ラバト市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当大学は1957年に設立され、人文科学、自然科学、法経社会学の3学部と、技術、一般科学、教員養成の3大学院を擁し、教員約1200名、学生数約34,000名の総合大学である。授業はフランス語とアラビア語で行われ、人文科学部には地理、史学、哲学、社会学、英語、独語等の学科が、学科外では日本語の他、中国語、韓国語、トルコ語及び葡語を各国の協力の下に行っている。http://www.um5a.ac.ma/。 現在日本語教育JV1名、渉外促進SV1名が活動中であり、日本語教育JVがもう1名2018年7月に赴任予定である。人文科学部の学生および社会人を対象に公開講座で約170名に教えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当大学では国際交流基金支援による日本語教育が1982年から2005年まで実施され、その後JICAボランティアに引き継がれた。当地に日本企業は少なく直接雇用にはつながりにくいが、日本文化に興味を持つ受講希望者が非常に多く、継続して講座で教えるボランティアが必要とされている。現在はJV1名がモロッコ人教員3名と協力しながら(授業は別々に実施)教えている。2年前より大学がモロッコ人教員と1年契約を結び臨時雇用しているが、他に職業を持つ、給料支払遅延、など安定した状態ではなく模索中。また、ボランティアが教授法を伝えるなどの機会はこれまで持てていない。他3大学に同職種ボランティアが派遣中で、定期的に集まり情報交換の会議を行っている。近年はモロッコ人日本語関係者の団体と協力したスピーチコンテスト開催、日本語能力試験支援(当大学配属ボランティアが実行委員長になるなど)を実施している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

大学担当者、同配属先日本人ボランティアおよびモロッコ人教員と相談しながら以下の活動を行う。
1.公開講座「日本語」を運営する。(コース設計、受講者の募集、クラス編成、会計、試験事務等を含む)
2.公開講座「日本語」で授業を行う(週6コマ9時間程度)(1コマ90分)
3.同任地と他任地のボランティアやモロッコ人日本語関係者と協力し、日本語関連のイベントを実施する(日本語スピーチコンテストなど)。日本大使館と相談しながら日本語能力試験の実施を支援する(実行委員長を務めるなど)。
4.日本関連のイベントを企画・運営することも考えられる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

専用教室(最大25名収容:Souissi校内)ラジカセ、DVD、プロジェクター、スクリーン、ホワイトボード、パソコン、プリンター、
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』『中級へ行こう』JLPT関連教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

人文科学部副学長(女性、50代)
人文科学部学長(男性、50代)
モロッコ人教員2名(1年契約、土曜日の初級クラス担当、女性20~30代、指導年数1~2年、N4~N3保持者)
日本語学習者:学生・社会人 約170名18歳~60歳、中・高校生が混じることもある
レベル:日本語初心者~中級前半

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での講座を担当するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:講座運営、講師調整もするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学としっかり話し合いながら授業、講座運営、モロッコ人教員との調整を全て行う。日本語教育ボランティア2名体制だが、合格者がでない場合は1名でできる範囲での活動をする。