2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46918B25)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
H116 病院運営管理
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ベニメラル県保健支局

3)任地( ベニメラル県ベニメラル市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は県内の病院と、保健センター(分娩施設付保健センター含む)及び簡易診療所を管轄している。地域保健はSRES(地域保健担当部署)が母子保健や地域保健、巡回診療などを担当している。
同支局が所在するベニメラル県内には2ヶ所の病院、47ヶ所の保健センター(内、県内保健センターは11ヶ所)がある。保健センターでは一般診療の他に妊婦健診、家族計画、乳幼児の予防接種等を業務として行っている。
同配属先には2011年から2013年まで助産師のJICAボランティアが派遣され、母親学級の普及に取り組み、一定の成果を上げている。同配属先に助産師のJICAボランティアも募集中であり、連携が期待される。

【要請概要】

1)要請理由・背景

保健省は2007年から医療サービスの質コンクールを開始し、2013年には病院、保健センター、産科病棟、等複数部門において保健医療サービスの質に関するコンクールを行うことで、同サービスの質の向上を目指している。JICAは2009年からきれいな病院プロジェクトを開始し、本邦研修やJV派遣を通じて5S-KAIZEN-TQMアプローチによる医療サービスの質の向上に関する支援を行った。
モロッコの医療現場は慢性的に人材が不足しており、それに伴う医療サービスの質の低下が問題となっている。同配属先も慢性的な人材不足が問題となっており、医療現場によっては、感染症問題や本来必須とされる業務が一部実施されていないのが現状である。このような背景から、医療の質改善に取り組むボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

県内保健センター又は県病院にて以下の活動を行う。身体への侵襲行為は行わない。
1. 病院・保健センターの業務環境改善やスタッフの業務方法の改善、カルテなどの情報の整理整頓、患者に提供するサービスの改善等に関し助言・提言
2.県支局、病院、保健センタースタッフ対象の5S-KAIZEN-TQM等、医療サービスの質向上や効率化に関する指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

5S-KAIZEN-TQMに関する啓発用教材(DVD、ガイドブック等)

4)配属先同僚及び活動対象者

支局長(男性、医師)
SRES(地域保健担当部署)医師長
家族計画担当官
医療の質担当者(C/P予定者)
県病院スタッフ(医師、看護師、助産師)
保健センタースタッフ(医師、看護師、助産師)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(0~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

啓発活動のみで身体への侵襲行為は行わない。現場が抱える問題や背景等を理解するよう努めた上で、5Sという言葉にこだわらず、現地に適応可能な活動を展開することが期待される。