2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL46919B14)
募集終了

国名
モロッコ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練・高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

カディ・アヤド大学人文科学部

3)任地( マラケッシュ県マラケッシュ市 ) JICA事務所の所在地( ラバト )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に15校ある国立総合大学の1校。5学部と高等師範学校等の3高等教育機関で構成され学生数や約85,000名。https://www.uca.ma/。講義はフランス語とアラビア語で行われている。2014年3月から現在(2018年5月)まで、2名の日本語教育SVが人文科学部に派遣されている。他に同大学内の応用科学大学院大学にて通信工学専門のSVが活動している。当大学の学生・教員の日本語・日本文化に対する関心は高く、学生の日本文化クラブの日本語公開講座、およびモロッコでは唯一、正規課程で選択必修科目として日本語が教えられている。本要請は現在のSV1名に加え、増員の新規要請である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在派遣中のSVは、同学部の修士課程の選択必修科目のひとつとして日本語を教えている(学生数約30名)。また、大学公認の日本文化クラブと協力して大学内公開講座を開講している(学生数約150名)。JICAから大学に対し日本語授業の継続性のために、モロッコ人教員(現在教員はいない)育成への協力を依頼している。派遣中のSVは、公開講座の初級入門クラスを教える日本文化クラブ員の日本語能力のレベルアップの支援をしたいものの充分な時間がとれない。また、修士課程の選択必修科目は現在応用外国語課学生のみが対象であるが、大学は観光学課および翻訳学課の学生も加えたい意向であり、教員不足が考えられる。加えて、同大学内だがキャンパスが異なる応用科学大学院では学生が日本文化・日本語に非常に熱心であり、こちらでの授業も強く望まれている。以上の理由により、本要請にて同学部に日本語教育隊員を1名増員する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現在派遣中の隊員と相談し分担して以下の活動を行う。大学にも相談・報告する。
1.日本語公開講座(約150名、4クラス、初級前半①②、初級後半①②)の授業実施と運営
2.英語・英文学部門修士課程の選択必修科目講座の実施(約30名、1クラス)(人数・クラス増加の可能性あり)
3.他学部(応用科学大学)学生向け講座の実施と運営
4.複数ある日本文化クラブの側面支援、モロッコ人教員育成の検討
また、学習者支援として、他大学に派遣されている日本語教育隊員やモロッコ人関係者とともに、日本語スピーチコンテストおよび日本語能力試験の実施協力も検討する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教育専用教室、執務室、パソコン、プリンター、教材参考用資料本等。教科書はSV作成のもの、および 『みんなの日本語 初級Ⅱ』『中級へ行こう』 を使用。

4)配属先同僚及び活動対象者

人文科学部長(男性50代、地理博士)
事務部長(女性50代)
修士課程主任(女性40代、英語教授)

日本語学習者(20~30代)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学での講座を担当するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:講座の運営も行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動言語は英語およびフランス語である。配属先との計画・相談・実施の実行力を要する。同配属先や他大学日本語ボランティアとの協力が必須のため協調性を要する。