要請番号(JL47216A13)
募集終了
・28/3 ・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会保障・福祉省人道援助委員会
2)配属機関名(日本語)
ハルツーム チェシアホーム
NGO
3)任地( ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チェシアホームは約50カ国以上に障害児支援のホームをもつNGOであり、スーダンは1973年に設立された。チェシアホームハルツームでは0歳~17歳までの身体障害のある子どもたちの義肢装具支援、装着後の社会復帰に向けたリハビリサービスを提供するほか、障害児と母親のための寄宿舎や地域に根ざしたリハビリテーションプログラム(CBR)の一環として、貧困層へのミルク提供や啓発活動、マイクロファイナンスプログラムを実施している。年間予算は13万8千ドル。主に民間企業、国際赤十字(ICRC)のほか欧米チャリティ団体からの支援によって運営されている。設立以来の支援対象者累計数は約29000人。
【要請概要】
1)要請理由・背景
チェシアホームでは常時約80人の子どもたちが義肢装具の支援を受けており、その全員にリハビリが必要になってくる。スーダンでは2004年に数箇所の大学で理学療法士の学位が取れる学部が設置されたが、卒業生が誕生して間もなく、資格を持った理学療法士の数は限られている。多くの理学療法士と呼ばれるスタッフは理学療法士の学位を取得しておらず、現場で実践を積むことによって技術を身につけてきている。配属先リハビリ部門のスタッフも全員、現場での経験から、理学療法を行っており、適切な知識が不足していることから、同僚スタッフの技術向上のため、ボランティアの要請に至った。配属先長は、2014年に本邦研修に参加していることから、JICA事業への理解があり、ボランティアへの期待度も高い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 0歳~17歳の障害児に対し、運動療法や治療体操を提供する。特に、内反足(Club Foot)の障害児に対して、早期リハビリを実施する。
2. 保護者(主に母親)に対し、家庭でできる訓練やリハビリを紹介をする。
3. 同僚理学療法士に日本のリハビリ技術や知識を共有し、同僚の技術向上を目指す。
4. 訪問リハビリに同行し、家庭養育や環境整備の助言を行う。
5. 可能な範囲で配属先が実施するCBR活動強化のための助言、提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
訓練マット、バランスボール、昇降訓練用階段、平行棒、エアロバイク、訓練用プール等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長(女性/40代)
理学療法士アシスタント6名(女性/20-30代/理学療法士の学位なし/経験年数数ヶ月~10年)
義肢・装具製作所スタッフ13名(男性8名、女性5名)
リハビリ対象者約50名/日(男女/0歳~18歳/内反足、脳性麻痺、脊椎障害、奇形等先天性疾患が多数)
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚の指導をするため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(15~48℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)