2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47216B09)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
教室内 学校外観 学校外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ハルツーム教育省

2)配属機関名(日本語)

サバビ特別支援学校

3)任地( ハルツーム州バハリ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

障害の種別に関わらず全ての障害児に教育の機会を提供するため、ハルツーム州教育省は2015年に州内の全郡(7郡)に知的障害児の特別支援学校を開校した。配属先となるサバビ校は州内では最も早い2013年6月に開校し、現在約80人の児童が在籍している。生徒の年齢は6歳~16歳で、学習障害とダウン症の5クラスがある。アラビア語、算数、図工、地理、宗教など教育省の一般教育のカリキュラムに沿った授業を実施している。年間は予算は1000ドル弱であり、財源は生徒の学費のみである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教員の多くが特別支援教育の専門ではなく、短期間の研修のみで障害児(発達障害、知的障害)の教育を実施している。そのため、障害児の支援方法がわからず、「授業に集中させる」、「生徒の注意を引く」など、日本の教育現場では普通に行われていることが実施できていないことも多い。また、同校では自閉症児を受け入れた経験があるものの、教員の自閉症児教育に関する知識が不足していることから多数の受入れができていないという現状がある。このような状況を改善し、スーダンの公立機関における障害児(発達障害、知的障害)への教育の質を向上させるため、ボランティア派遣の要請となった。配属先の生徒は主に学習障害、知的障害、ダウン症、自閉症などの障害がある。通常授業サポートのほか、体を動かすアクティビティの導入や簡単なパソコンの指導も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚教員に対して、発達障害児(特に自閉症児)の対応の仕方、教育方法について指導する。
2. 同僚教員に対して、アセスメントの実践、評価方法を紹介し、個別プログラムの作成支援を行う。
3. 現地で手に入る安価な材料を用い、同僚教員が活用しやすい学習教材や補助具を作成する。
4. 生徒に対して、リハビリの一環として、体を動かすアクティビティや簡単なパソコン入力の指導を行う。
5. 同職種のボランティアと協力し、指導法や教材に関する教員向けのワークショップを企画・開催する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ5台、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長 40代女性
教師 5名、20代~50代(C/P予定者は、女性・40代・教育経験8年)
ソーシャルワーカー1名
生徒 約60名、男女、6歳~13歳(主に学習障害、ダウン症等の障害がある児童)

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者への指導も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】