2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47216B12)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学研究省

2)配属機関名(日本語)

ハルツーム大学アフリカ・アジア研究所

3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハルツーム大学は1902年に設立されたスーダン最古かつ最大規模の国立総合大学である。配属先は、アフリカ・アジア研究を実施する機関として1973年に設立され、民俗学、言語学の修士及び博士課程がある。日本語教育は1990年代まで国際交流基金等の支援で教科書などが提供され、1992年には協力隊員が派遣されていたが政情不安により1年で撤退した。2011年に短期JVの派遣を再開し、日本語コースが再開されて以来、年に2タームの日本語講座をハルツーム大学生、他大学生、一般社会人を対象とした公開講座として継続実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の研究所ではボランティアにより2013年より初級のレベル1、2の公開講座が開講されている。年に2ターム(1タームは約3ヶ月)の日本語講座はスーダン人学生にとって大変人気のある講座となっており、初級レベル1の応募者は常に定員を大幅に上回る状態である。学習者の多くは日本語への興味のほか、日本文化(主に漫画、アニメ等)への関心が非常に高い。スーダンで日本語教育を実施する唯一の公的機関として、配属先は日本語教育を継続実施していきたいという強い要望があるが、日本語を指導できるレベルのスーダン人教師の確保は難しく、引き続き、JICAボランティアの要請となった。配属先では学習者の日本語能力の更なる向上を期待しており、現在開講中のレベル以上の日本語講座を開講するため日本語教師2名体制での支援を要望している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.日本語教育ボランティアと協力し、初級レベルA1~B1(現在の開講はレベルA1~A3のみ)の授業を実施する。
2.日本語スピーチコンテスト、会話クラブ等日本語学習者の日本語能力向上を目的としたイベントを企画・実施する。
3.在スーダン大使館と協力して日本文化広報イベントであるJAPAN DAY(年に1回)を企画、運営する。
4.日本語能力試験の実施運営を支援する。
5.日本語ラボに設置されたパソコン(日本政府寄贈)を活用した日本語学習を考案、実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語ラボ(PC30台、Windows 7)、みんなの日本語

4)配属先同僚及び活動対象者

研究所所長 50代、言語学博士
日本語講座コーディネーター 50代、非常勤講師、(日本語での会話は可能であるが授業は担当していない)
日本語学習者 18歳以上男女、主に学生、1講座は定員40名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:単独で日本語指導を実施するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】