要請番号(JL47216B17)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人的資源開発・労働省
2)配属機関名(日本語)
職業訓練徒弟評議会ハルツーム2職業訓練センター
3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はスーダンの職業訓練事業を統括する職業訓練徒弟評議会が管轄する訓練センターのひとつである。ハルツーム州内には5校の職業訓練センターがあり、配属先となるハルツーム2職業訓練センターは、1964年に旧西ドイツ政府の技術協力により設立されたスーダン最古のセンターである。生徒数は600人、修業年限は3年で自動車(ディーゼル・ガソリン・電装)、電気(電気設備・TV/ラジオ)、木工、溶接、機械、金属加工、設計、空調(空調設備・エアコン/冷蔵庫)等の訓練科がある。過去に複数のJICAボランティア(溶接、自動車整備、電気電子機器)の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スーダンでは2005年の内戦終息後の経済発展に伴い、製品・サービスに対する国内需要が増大・多様化してきたことや国内インフラ投資の増大、国営企業の民営化などの社会情勢の変化により、技能労働者の需要が拡大し、職業訓練のニーズが高まっている。
特に溶接は多くの産業の基礎技術であるが、同訓練センターでは予算が限られていることから、実習機材は殆どが設立された1960年代のものを現在も使用している。限られた実習機材を使用し、同僚インストラクターと共に行う日常業務や学生に対する実習をサポートする中で、新しい技術やアイデア、また、ボランティアが有する技能を同僚や生徒と共有することが求められている。特にMIG、TIG溶接を指導できるインストラクターがいないため、同溶接法の理論および実演による実習指導が期待されている。実習で取り扱う鋼材は鉄材のみである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 訓練生の訓練意欲を向上させるため日本での実務経験や技術を取り入れた実習を行う。
2. 訓練コースの補助教材作成等、実習に必要な教材作成を行う。
3. インストラクターの指導力向上のための支援を行う。
4. TIG,MIG溶接の理論及び実演による実習指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
アーク溶接機(AC/DC Welder 2台、AC/ARC Welder 1台)、TIG溶接機(FILCORD 253C(トルコ製))、MIG溶接機(NORIS(仏製)、240V、アルゴンガス使用)、裁断機 2台、折り曲げ機3台、ロール機2台
4)配属先同僚及び活動対象者
溶接科インストラクター:1人、職業訓練校卒(Diploma)卒 経験13年、30代男性
アシスタント:2人、職業訓練校卒、経験5年程度、20代男性
指導対象生徒:1学年15人~30人、16~20歳程度
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導者の指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)