要請番号(JL47217A01)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ゲジラ州保健省
2)配属機関名(日本語)
ゲジラ州保健省プライマリーヘルス局学校保健課
3)任地( ゲジラ州メダニ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ゲジラ州はハルツーム州の南部に位置する人口450万人の州である。州保健省はゲジラ州の保健、医療に関する全ての事業を担う省庁であり、PHC(プライマリーヘルス)、予防医学、薬学、治療、など7つの部署がある。学校保健課は、PHC局に属し、州内の公立及び私立校約2500校、約100,000人の生徒を対象とした健康診断、及び、各学校での啓発活動、保健担当教員のトレーニング(年1回)、栄養指導、環境指導等を実施している。学校保健プログラムの年間予算は12千米ドル。ゲジラ州では2つの郡をパイロット地域としたJICAの技術協力プロジェクト「プライマリーヘルス拡大支援プロジェクト」が実施されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国における学校保健プログラムは1991年に開始された。ゲジラ州では、2010年より、公立の小学校1学年(6-7歳)、4学年(平均年齢10歳)、7学年(同13歳)および10学年(セカンダリーレベル)を対象としたスクリーニング(日本で言う健康診断)が実施されており、その内容は、医師による健康状態チェック、歯科検診、眼科検診、耳鼻科検診である。スクリーニングに関しては、2015年度にはゲジラ州で90%以上の学校での実施が可能になったが、その他の学校保健活動に関しては、月に1回学校を訪問する程度であり、各学校に保健担当教員を配置しているが、同教員の育成も不十分であるため、学校保健の実践方法や内容については多くの課題が残っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 保健省同僚と市内の学校を巡回し、歯磨き、手洗いなどの衛生指導、マラリア等感染症予防や栄養などについての啓発活動を実践を通じて支援する。
2. 同僚が継続して実施できる巡回指導のプログラムを策定し、魅力的な啓発活動の実践についてアドバイスする。
3. 巡回やセミナーの機会を利用し、学校の保健担当教員に対し、日常的に取り組める保健、衛生活動を紹介する。
4. 保健省同僚と協力し、学校の環境整備(飲料水、調理室、保健室等)に関して取り組む。日本の保健室や養護教諭の役割を紹介し、可能な範囲でモデル校を設置する。
5. 学校と協力し、保護者に対し、子供の栄養および衛生指導を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし(各学校には救急箱が配布されているものの、保健室はない)
4)配属先同僚及び活動対象者
保健省次官 女性、50代、栄養学修士
保健省学校保健課長 男性、40代、公衆衛生学士
保健省学校保健職員 2人、女性、20代
保健担当教員(ヘルスパイオニア) 各学校1人、20-40代、専門は多岐に渡る
対象校約30校、生徒 1校あたり300-400人、男子校、女子校、6-15歳程度
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践に基づく指導が求められるため
[参考情報]:
・養護教諭としての経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)