要請番号(JL47217A06)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ゲジラ州教育省
2)配属機関名(日本語)
ゲジラ特別支援学校
3)任地( ゲジラ州メダニ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はゲジラ州教育省の管轄下にある公立の特別支援学校である。同州では最大規模の知的障害児の学校で、全校生徒数は約130人、教員数は14人である。学校では、障害児の知的レベルに合わせ、クラス編成がなされており、各クラス2名(教員、アシスタント)の教員が指導にあたっている。教育内容は、簡単なアラビア語の読み書き、算数、宗教、日常生活スキル等である。
ゲジラ州教育省特別支援教育の予算は年間250千米ドル、学校の年間予算は15千米ドルである。外国からの援助はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ゲジラ州最大規模の特別支援教育学校であり、学習障害、知的障害、ダウン症、自閉症等障害の種類はさまざまである。生徒の知的レベルに合わせてクラス分けがされているため、1クラスの人数も5-20人とばらつきがあるが、マンツーマン指導が主であるため、教員が関わっていない生徒は授業に参加できていない様子が散見される。
学校では知的障害児の社会的スキルや日常生活スキルの習得と定着を目指しているものの、同国では特別支援教育を学んだ教員は未だ少ないため、特に重度の障害児の対応に苦労している。
また、アラビア語や算数、宗教など教科以外の学習では、職業訓練としての料理実習(女性)や機械(男性)も取り入れているものの、低学年生徒を対象とした学習活動は少なく、生徒の学校生活を豊かにする活動(図画工作、スポーツなど)の導入が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 知的障害児(特に重度障害児)の日常生活スキルの習得と定着を支援する。
2. 同僚教員に対して、知的障害児(特に重度障害児や自閉症児)の対応の仕方、教育方法について助言する。
3. 生徒の日常生活の質を高める学習活動(図画工作、体を使った遊びや障害者スポーツなど)を紹介する。
4. 可能な範囲で、同州にある特別支援学校を巡回し、各学校のニーズに沿った支援(視覚教材製作、絵画指導など)をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
校庭、ブランコ(1台)、トランポリン
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長 女性、40代
教員 14人(男性3人、女性11人、20代-50代)
生徒 130人(ダウン症、知的障害、学習障害、自閉症、6歳-18歳)
ゲジラ州教育省特別支援教育課 課長、女性、40代
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導も期待されているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)