2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47217A19)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
G127 レスリング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

スーダンレスリング連盟

3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

スーダンオリンピック協会に所属するレスリング連盟は、スーダン国の伝統競技であるヌバレスリングをベースとして、現代レスリングの選手育成、国際大会への出場等の業務を担っている。2011年にはPan Arab GamesやAfrican Wrestling Championships等で銅メダルを獲得するなどの成果を挙げており、国際大会での更なる活躍への期待も高いものがある。
現在はスーダン国内に充実した練習施設はないものの、日本大使館等の支援により、指導者派遣、ユニフォーム等の供与、海外合宿による選手強化などを図っている。2015年には5名(コーチ2名、選手3名)が日本での強化合宿に参加した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

スーダンには世界最古のレスリングと呼ばれる伝統的なレスリングであるヌバレスリングがある。発祥は南部コルドファン地方のヌバ族と言われている。現在は南コルドファン州及びハルツーム州に競技場が設けられ、定期的に競技が行われている。スーダン政府は伝統文化の一つとして伝統的レスリングを継承しつつ、スーダンの伝統を現代のレスリング競技にも通用するように選手を育成し、レスリング競技を伝統と現代との両面から発展させ、その取り組みを通じて青少年の健全育成を図ることを目指している。こうした状況のなか、ヌバレスリングの継承に対する協力とともに、現代レスリングへの選手強化支援が求められて本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

2020年に開催される東京オリンピック等の国際大会への出場を目指して、スーダン国内レスリング競技を発展させるために以下の活動が期待される。
1. 将来的に国際大会等での活動が期待できる人材の発掘と選手育成を支援する
2. 特に現代レスリング競技のルール等、伝統競技との違いを整理し、コーチ等への指導能力向上に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

競技場や練習場は全て屋外であり、マットレス等の基本的な用具はある。

4)配属先同僚及び活動対象者

連盟代表(50代、男性)
オリンピックチーム約30名/グレコローマン選手(9名、16歳ー29歳)、フリースタイル選手(9名、16歳ー29歳)
オリンピックチームコーチ4名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:選手は全員男性であるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)3年以上 備考:実技経験に基づく活動が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

スーダンにおけるレスリング関係者の関心は、伝統継承と現代的技術向上の両面にあるため、調和的に取り組むことができる柔軟性の高さとレスリング競技への熱意が望まれる。