2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47218A16)
募集終了

国名
スーダン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ゲジラ州保健省

2)配属機関名(日本語)

ヘルスサイエンスアカデミー

3)任地( ゲジラ州メダニ ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先となるメダニ校は2009年に設立され、看護師、助産師、コミュニティヘルスワーカー、臨床検査技師、薬剤師助手、麻酔助手、歯科助手等の学科を設置している。3年間6学期制で卒業時にはディプロマの資格を取得することが可能。生徒は17-20歳で入学には高校卒業資格が必要である。全校生徒数は470人、教員数は36人内常勤教員は6人で、大学や病院からの非常勤講師が多い。年間予算は12万ドル。なお、同州では、2つの郡を対象地域として2016年6月から3年間計画でJICAの「プライマリーヘルスケア拡大支援プロジェクト」が開始されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

医療人材不足から、スーダン保健省は、各州にヘルスサイエンスアカデミー(医療専門学校)を設置し、地域レベルで医療職養成を実施している。看護師コースでは、カリキュラム上6割が実習、4割が理論であるが、実習機材の不足から十分な実習が行われていない。校内に実習用のスキルラボは存在するものの、壊れた模型もあり、有効活用されていない。また、看護に必要な技術や知識は、看護師コースだけでなく、そのほかのコースでも必要とされていることから、看護コース以外の学生に対しても、必要に応じて実習訓練を支援することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.看護学科の1,2年生に対し、校内の実習用スキルラボ等を利用し、実習および理論の授業をサポートする(看護の基礎、患者対応、傷の手当、じょくそう予防法、カルテの記入法、文書管理、衛生管理など)。
2.市内の病院において、1-3年生の学生が実習を行う際の実習へのアドバイス及びモニタリングの支援を行う。
3.看護学科の実習担当教官および実習先の病院と連携し、より効果的な現場実習の手法および実習内容について提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スキルラボ(臨床の現場で必要とされている医療技術を習得するための人体モデル、各器官のパーツなどがある)

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長 50代女性
看護学科長(50代女性、看護学士、医療教育修士、同校での勤務経験は8年)
看護科教員 約20人、常勤スタッフは看護師
看護学科学生(1-3年)約80人、男女


5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導者への指導が求められるため

[参考情報]:

 ・看護教育の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

スーダン政府側との医療行為にかかる締結ができていないため、患者への医療行為は行わないこととしている。