【配属機関概要】

3）任地（ ゲジラ州ワド・メダニ ） JICA事務所の所在地（ ハルツーム ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ゲジラ州水公社は、州内の給水事業実施機関(スタッフ数1900名ほど)。給水施設の維持管理や料金徴収、改修工事等を担う政府機関である。州都ワドメダニには、4つの事務所と1つのトレーニングセンターがあり、管轄する8つの地域の給水事業を管理している。ボランティアが勤務する部署は水衛生計画課である。ゲジラ州水公社には、JICAトレーニングに参加したスタッフが数名在籍している。JICAボランティアは前任(2016年度3次隊コミュニティ開発)が初代である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

JICAは2008年より当国で「水供給人材育成計画プロジェクト」を実施し、各州水公社の中核となる技術者の育成のために国営水公社の傘下にある国営水公社研修センターを設立し、機能強化を支援してきた。現在は「州水公社運営・維持管理能力強化プロジェクト」「統合水資源管理能力プロジェクト」を実施し、継続支援をしており、プロジェクトの日本人専門家との連携も期待されている。ゲジラ州は、水公社傘下のトレーニングセンターで研修(浄水場維持管理、井戸管理、水質管理、データ管理/GIS、管網管理、組織管理、コンピューターの基礎、料金徴収、機材管理、村落啓発、ワークショップ管理等)を実施している。前任は、コミュニティで水に関する啓発活動(手洗いキャンペーン)に取り組んでいる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と共に次の業務を行う。
1.コミュニティ住民の家族構成、生活状況、水衛生に関する観念、水利用の状況などを調査する。(ハンドポンプの水質調査等)
2.コミュニティ住民への水衛生に関する啓発活動の実施(手洗いキャンペーン等)
3.情報から課題を抽出し、課題解決のためのプロジェクトの立案及び実施。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、会議室

4）配属先同僚及び活動対象者

水公社代表 50代、男性
水衛生計画課長 男性
カウンターパートはエンジニア 女性
水衛生計画課のスタッフ数は27名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・衛生啓発活動に関わる知識や経験

【地域概況】

【特記事項】