要請番号(JL47218B06)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会保障・福祉省人道援助委員会
2)配属機関名(日本語)
女性と子どものリハビリテーションセンター
NGO
3)任地( ハルツーム州ハルツーム ) JICA事務所の所在地( ハルツーム )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
スーダンにおける障害児(主に知的障害)への教育支援はNGOが中心となって行われており、各地に点在する障害児教育支援を目的としたNGOは、主導者の経験に基づいた教育方針がとられている。配属先は障害者の社会参加と障害児権利擁護のため2005年に設立された通所施設である。3~28歳の約50名、軽~中度の知的障害児(ダウン症、自閉症、学習障害、ADHD)が在籍している。基礎教育、スポーツ指導のほか、自立生活を目指した日常生活活動や簡単な事務作業訓練、地域の女性を対象とした啓発活動(女性の権利、社会参加、家族計画、障害児ケアなどの講義)を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
スーダンでは公的機関による障害者支援が遅れており、特に知的障害者の支援はNGOにより教育・リハビリ支援が行われている現状がある。また、スーダン国内には作業療法士養成機関がなく、多くの障害者施設では作業療法が行われていない。施設長は作業療法を研修で学んだことがあり、作業療法への期待が大きい。
施設長は2014年度課題別研修「地域に根ざした就労支援による障害者の経済的エンパワメント」に参加しており、JICAやボランティア活動に対する理解は深い。配属先を中心にCBR(地域に根ざしたリハビリテーション)に取り組んでいる。
前任は、2018年3月にアブダビで開催されたスペシャルオリンピックスに選手の子ども達に同行し、選手達に作業療法を施し、選手のメダル獲得に貢献した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 知的障害児の評価と日常生活活動を行う中で、同僚スタッフに対し、作業療法の知識や技術に関するアドバイスを行う。
2. 現地で手に入る安価な材料を用い、障害児に合わせた学習教材や補助具を作製し、作製方法を教員に伝える。
3. 配属先が実施するCBRプログラムを支援する。
4. 必要に応じて、国内にある同様施設のスタッフや家族、地域住民に対し、作業療法の視点を伝えるワークショップ等を企
画する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ1台、プリンタ-1台、スキャナー、玩具(多数)、学習教材(多数)
4)配属先同僚及び活動対象者
施設長 50代、男性、博士号取得(心理学)
同僚教員 7-8名 20代-40代、女性、 学士・修士取得
通所者 約50名、3歳~28歳、男女
5)活動使用言語
アラビア語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・CBRプログラムに関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(砂漠気候) 気温:(10~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
日本や海外におけるCBRプログラムの概要、事例を事前に学習することが必要。