2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47518B10)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会問題省

2)配属機関名(日本語)

NGO肢体不自由者協会(AGIM)
NGO

3)任地( チュニス県バルドー市カズナダール ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.4 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、身体障害者と重複障害者を受け入れている通所施設で、全国の約20の支部の本部を兼ねており、通所者に対するリハビリや社会・余暇活動参加機会の提供、また社会適応のための教育や職業訓練機会の提供を行っている。現在4~15歳の子供たち約120名が在籍しており、多くは脳性麻痺による障害を抱えている。教育部門においては、算数・国語(アラビア語)などの基礎教育指導が行われ、リハビリ部門では、理学療法、言語療法、作業療法が行われている。今年はドイツから歩行器の機材供与を受けた。予算は年間約360万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の障害者支援は、国営の障害者施設が未だに十分に発達していないため、代わりに同配属先の様なNGOが社会問題省からの補助金援助などを受けながら、個々に行なっているという状況である。そのため、運営資金面や教育やリハビリの質を確保するという面において困難を多く抱えている。同分野にはこれまでに地方支部に多くの協力隊員派遣を行なってきており、地域の草の根レベルの支援に寄与してきた。チュニジアにおいては十分な数の作業療法士がおらず、作業療法自体も十分に普及していない、作業療法の大切さや意義などの理解を保護者や関係者に促すことも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先において同僚の職員と協力し、以下の業務を行う。
①作業療法を必要とする通所児を対象にリハビリを行いながら、より質の高い障害者支援提供を目指し、配属先にアドバイスを行う。
②家庭でできる療育方法等、家族指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法室、作業療法に必要な用具、その他ボランティア活動に必要な物品の購入は可能。

4)配属先同僚及び活動対象者

NGO会長:男性一名、50代、大学教授
本部支部長:男性1名、40代
施設長:男性1名、40代
通所児:4~15歳の障害児、重複障害児約120名
全職員:45名(うち大卒特別教育士15名)
理学療法士3名、言語聴覚士2名、作業療法士1名(女性20代大卒)、心理学士1名

5)活動使用言語

アラビア語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(女性) 備考:同僚やイスラム文化に合わせて

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務内容上必要

[参考情報]:

 ・障害者分野における実務経験が望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(4~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。