2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47520A04)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

チュニジア柔道連盟カラートアンダルースクラブ

3)任地( チュニス県アリアナ市 ) JICA事務所の所在地( チュニス )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チュニジア柔道連盟は1965年、青少年・スポーツ省管轄下に創設され、国際大会への選手派遣、国内大会、強化合宿、コーチ研修、審判研修、昇段審査の実施および柔道の普及、発展に努めている。現在、全国に178の柔道クラブがあり、主要6都市に地方支部がある。当クラブの生徒は初心者も多いが女生徒数も増えつつあり、地域に密着し始めている。
これまでJICA海外協力隊の派遣実績は7名。国際交流基金、日本柔道連盟等を通じて、数多くの日本人柔道家が、ナショナルチーム、地方支部の選手強化、指導技術の向上、柔道の振興に協力してきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において柔道は1947年より始まり、サッカー、ハンドボールに次ぎ人気のあるスポーツである。ナショナルチームは、近年多くの強化選手を国際大会に輩出しており、アフリカにおいては最上位のレベルにある。一方で、指導力が不足しており、さらなる指導技術の向上を目指している。指導者の中には、一部、国際大会での入賞者がいるものの、全体的なレベルアップ、選手層の充実、裾野拡大等の今後の課題も多く、本要請に至った。コーチの多くは日本人柔道家による指導、本邦研修を経験しており、日本人に対する理解は十分あり、且つモチベーションも高い。豊富な競技経験に基づく指導はもとより、日本人の精神面での育成を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

チュニジア柔道連盟において、以下の活動を行う
1.現地の指導者と共に柔道の普及振興(心技体含む)を支援する。
2.柔道を通じて、心身鍛錬および、精神の修養を行うなど、青少年の健全育成を支援する。
3.選手の競技力向上および、コーチの指導技術力向上に向けたアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道畳等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:指導者6名(男性4名、女性2名)、1段保有者2名、2~4段各1名、7段1名

活動対象者:地域内に2クラブあり。登録生徒数、計154名(男性110名、女性44名)
生徒の多くは初心者

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:競技経験者が多いため

[参考情報]:

 ・柔道の理念についての指導を行えること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においてはアラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。