2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47520A06)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G119 卓球
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

NGO金のぶどう(女子卓球)協会グロンバリア支部
NGO

3)任地( ナブール県グロンバリア ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、全国に45の傘下クラブチームを持つ同国卓球連盟の所属クラブの一つで、1999年に設立された女子専用のクラブチーム。現在、6歳~17歳程度の約50名が所属している、現在の練習場はナブール市から提供された専用練習施設を活用している。年間予算は約90万円程度で主に周囲関係者の寄付や支援などにより運営されている。過去に中国からボランティアを2名受け入れた経験がある。また、同クラブではないが同国卓球協会には、過去に約10名のJICAボランティアが派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

チュニジア卓球連盟は、スポーツを通じた青少年の健全な育成を目的に活動している。同配属先も、理念に従い活動し、現在2名の指導者がボランティアに近はい形態で子どもたちの指導にあたっている。活動時間は、通常、平日は15時-19時、土曜日は14時~19時、日曜日は休日もしくは遠征を実施。子どもたちも指導者も熱意を持ち練習しこれまで全国大会で約170個のメダルを獲得、チュニジアチャンピオンも輩出している。クラブ内活動に留まらず、近隣の3つの小学校と提携、体育授業で卓球指導を行なうなど、地域の青少年にスポーツや余暇活動を与えるため働きかけている。今般、より高い競技レベルを目指し、質の高い技術指導やコーチング技術を持つ指導者による支援が求められ要請が上げられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先において、同僚の指導者との連携、協力の下、以下の業務を行う。
①指導対象者である6歳~17歳の女子メンバーの各年代の練習に参加し、選手達に直接指導を行う中で、適性に合った練習方法や指導方法を選手および同僚指導者に提案し、その実践を支援する。
②各選手の特性を把握し、適宜必要に応じてメンタルサポートやフィジカルトレーニング、また技術面や戦術面などの個人サポート指導を行なう。
③卓球の指導を通して、時間や社会のルールを守るといった道徳、規律、マナーやスポーツマンシップを教える。
④上記活動を通じて、同卓球協会に対するより効果的な協力のあり方を考え、関係者に提言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

卓球台、卓球ラケット、卓球ボール

4)配属先同僚及び活動対象者

・協会会長:男性1名、60代
・指導者:男性2名、そのうち1名は競技経験10年以上
・指導者対象者:6歳~17歳の女子約50名、そのほかの提携小学校の子ども達約200名

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:指導対象者に合わせて

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・競技経験 6年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては、仏語も通用するが一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。