2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL47521A02)
募集終了

国名
チュニジア
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

文化省

2)配属機関名(日本語)

ダンス・音楽学院(モナスティール支部)

3)任地( モナスティール県モナスティール市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1986年に設立された音楽学院である。青少年の豊かな情緒、芸術的感性や美的感覚を育むことを目的とし、主に6~16歳までの生徒を対象に10年間のカリキュラムでアラビア及び西洋音楽のソルフェージュ、音楽理論、楽器(西洋楽器及び民族楽器)及びバレエの指導などを行っている。指導楽器は、ピアノ、バイオリン、ギター、フルート、ウードなど。現在、楽器指導講師も含め約45名のスタッフがおり、生徒数は計約650名。年間予算は省庁予算で約360万円。過去3名の音楽隊員(ピアノとバイオリンの長期隊員)を派遣した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では初等教育から音楽の授業があるが、学校に楽器が設置されていないため理論のみの学習となっている。そのため楽器演奏に興味を持つ子どもたちは、放課後の時間帯(14時~20時)、同学院のような地域の音楽学院に通っている(週1~2回程度)。同配属先には、ピアノ専攻の生徒が約120名在籍しており、現在は5名の教師がその指導にあたっている。上記ピアノ隊員は、生徒の演奏技術の向上や、各教師による体系的な指導体制の構築を支援するべく、生徒への個人レッスンや、指導環境の整備、指導体制への提言などに取り組んできた。コロナ禍の期間もリモートでの活動が一部継続されており、今後もこれまでの取り組み成果を定着、拡大するために、引き続きJICA海外協力隊による協力が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①ピアノ科専攻生徒の個々の技術やレベルに合わせた演奏技術指導(レッスンは個人レッスンで通常週に1回、30~60分間行われている)。
②体系的なピアノ演奏指導体制の構築に向けた支援。
③学内コンサートや発表会など開催支援。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

個人用ピアノレッスン室、レッスン用アップライトピアノ(ヤマハ製)、グランドピアノ(ヤマハ製)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:学院長…40代、男性(バイオリン教師としての経験がある)、 配属先スタッフ…正職員5名、その他指導専門教師40名

活動対象者:全生徒6~18歳程度約650名(うちピアノ専攻127名。演奏技術レベルは、 入門~中級レベル程度)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

アラビア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:業務上必要なため
    (指導経験)5年以上 備考:業務上必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(地中海性気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地においては仏語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が行われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。