要請番号(JL47523B12)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
チュニジア柔道連盟スファックス支部
NGO
3)任地( スファックス県スファックス市 ) JICA事務所の所在地( チュニス県チュニス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
チュニジア柔道連盟は1965年に青少年・スポーツ省管轄下に創設され、現在、全国には現在約180の加盟組織がある。同連盟は、国際大会への選手派遣、国内大会、強化合宿、コーチ研修、審判研修、昇段審査の実施等を通じて、同国の柔道の普及及び発展に努めている。配属先は同連盟のスファックス支部である。同支部には、現在12~19歳の男女約65名の選手が在籍しており、日々稽古に励んでいる。道場は、平日は毎日18時30分~22時の時間帯で開放されており、週末は試合のため遠征等を行っている。過去、同連盟は計9名のJICA海外協力隊員を受け入れており、そのうち1名は同支部である。年間予算は、連盟全体で約4,000万円であり、その70%は青少年・スポーツ省からの助成金である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国において、柔道は非常に人気のあるスポーツの1つである。近年は、アフリカ内でも有数の競技レベルを誇る国の1つとなっている。他方、柔道連盟は今後の当国の柔道の発展を見据える上で、国内全体の指導力の底上げが重要な課題と認識している。配属先であるスファックス支部は、東京オリンピックにも出場を果たし、現在国内で最も著名な女性選手の一人を輩出した支部である。係る背景から、同支部は、女性選手も含めた競技人口の拡大及び競技技能の向上を目指している。また、こうした背景に加え、現在当国の別の任地で活動中の柔道隊員の活動も大きく評価しており、今般のJICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚らと協力し、以下の活動を行う。
①選手に対して、競技力向上のための指導を行う。
②柔道を通して、心身の鍛錬及び修養といった全人間的な青少年育成を支援する。
③指導員の指導技術の向上のために助言や提案を行う。
余裕があれば、同国の柔道の普及振興に係る活動の企画・実施も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(柔道畳あり):町の中心部2か所①400㎡②100㎡、スポーツセンター(建設中)350㎡
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
連盟会長:60代、男性、7段
技術顧問:40代後半、男性
連盟南部地域会長:60代、男性
指導員:50代、男性
活動対象者
12~19歳の選手、男女、約60名
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
アラビア語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望に基づく
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:配属先の要望に基づく
[参考情報]:
・競技経験が10年以上であれば、二段も可とする
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(6~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地においてはフランス語も通用するが、一般的に口語においては、アラビア語チュニジア方言が使われている。なお、正則アラビア語とアラビア語チュニジア方言には隔たりがある。任国着任後は、アラビア語チュニジア方言の現地語学訓練を実施する。