要請番号(JL50320A05)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
基礎教育省
2)配属機関名(日本語)
基礎教育省・初等教育課(カサネ)
3)任地( カサネ ) JICA事務所の所在地( ハボロネ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地のカサネは、ボツワナ国の最北端に位置し、ナミビア、ボツワナ、ザンビア、ジンバブエの4か国が最も近い国境の都市である。配属先は教育省の一部局であり、ボツワナの初等教育を主管し、初等教育に係る政策全般を取りまとめている。初等教育の課題である、算数及び理科の教員指導力向上のため、2019年10月現在6つの県にJICA海外協力隊が1名ずつ配置されている。カサネの小学校には、約20名以上の教員、1学年から7学年までの児童が在籍し、ボツワナ国が定める基礎教育課程を学んでいる。月曜日から金曜日まで7時30分から16時30分までが課業時間である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ボツワナ国の初等教育課程は、該当する就学児童に対して無償で提供され、就学率も90%以上と他のサブサハラ地域の国と比べて高い。しかし、国際数学・理科教育動向調査によれば、ボツワナの理科、算数の学力は国際標準の平均以下となっており、児童の習熟度に大きな課題を残している。ボツワナ国の基礎教育省は、初等教育課程で学ぶ児童の理科・算数の基礎学力低迷の課題を認識しており、これら課題を克服する一助として、JICA海外協力隊による教育現場における直接的な指導を通した児童の学力の向上を目的として本該当校への派遣の要請が行われた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先と協議し以下の活動に取り組む。
1.基礎教育省が選定したカサネ地区のモデル校を中心に活動を行う。
2.在校する児童に対して、理科と算数の授業を行う。(指導学年に関しては、赴任後配属先と協議の上決定する)
3.現地にある簡素な器材や材料を用いて、児童に対して科学実験の実演を行う。
4.現地教員に対して授業力向上のためのワークショップ等を開催する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、黒板、机、いす、コンピューター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:配属先長:50代女性
教員数;20名以上
活動対象者:
同僚教員
在校生徒:1年~7年生
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚教員が同等学歴のため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:現場での指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(0~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
派遣された隊員は、配属先が提供する住居に入居する予定である。