2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B01)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦協働組合庁

2)配属機関名(日本語)

南部諸民族州グラゲ県アベシゲ協働組合事務所

3)任地( グラゲ県ウォルキテ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2015年9月の南部諸民族州行政組織改編に伴い、マーケティング・協同組合事務所が分割して設立された。組織体制の基盤整備をしている段階であるが、地域農民や協同組合に対する運営指導、簡単な会計管理指導、農産物の生産から販売体制までのコネクションやシステムの構築および強化など、業務内容は多岐にわたる。グラゲ県アベシゲ郡の約20の協同組合を管轄する。総スタッフ16名、年間予算76,500ブル(約40万円)。JICAボランティアの派遣は初めてであるが、同時期に簡単な会計管理指導の支援のためのJV(コミュニティ開発)を募集中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアにおける農業に従事する人口は全体の85%であり、国内総生産における農業生産の割合は40%以上にのぼり、農業開発分野は最重要セクターとして位置付けられている。南部諸民族州では、農産物加工のマーケティング強化と協同組合組織の活性化を通し、生産性の向上に伴う農産物の長期保存や加工等の付加価値による農産物の販売促進および販路開拓に取り組んでいる。しかしながら、農村地域の小規模組合(Primary Cooperative)には十分な人材や組織力が備わっていないのが現状である。そのため、農産物の生産から販売体制までのコネクションやシステムの構築および強化支援を目的としてボランティアの要請に至った。ボランティアは配属先同僚と協力して、地域の協同組合活動の活性化、マーケティング技能を強化することで、従来の生産販売活動をより安定した収益源として確立させることを目指す。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 各生産者グループ(協同組合)の農作物・商品の流通状況を把握する。
2. 生産者グループ(協同組合)の収入増、農産物の価格安定化のための提案を行う。
3. 同僚や協同組合のメンバーを対象とした研修やワークショップを通じて、現地で特に不足している「顧客ニーズへの意識関心」を高め、生産者起点のビジネス体質からの脱却を促す。
※上記活動を可能な範囲で行うが、農業組合もしくはマーケティングに関する興味・知識があると活動がよりしやすくなる。
※上記活動を実施するために、村落への訪問も必要であり、移動手段は一般交通機関(ミニバス、3輪タクシー、馬車など)を利用することとなる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

所長: 男性 40代
同僚: 15名 20~40代 短大卒~大卒
※同僚は農業市場・協同組合事務所時代に協同組合を担当していたスタッフが大多数
※同僚のうち、4名は会計に関わる業務を担当
活動対象:同僚、協同組合メンバー

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

※現地語(アムハラ語)については同国着任後に学習する機会があるが、インターネットでも自己学習可能。