2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B26)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
C104 果樹栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦農業省アムハラ州農業局

2)配属機関名(日本語)

ノースウォロ県ラヤコボ市農業事務所

3)任地( アムハラ州ラヤコボ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

エチオピアは連邦政府制で連邦政府各省の下で各州独自の政策を実施しており農業分野も例外ではない。本配属先はアムハラ州農業局の農業政策の下で農業の普及と農家への技術支援、指導、農産物の流通など必要なサービスを支援している。年間予算約8,000万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピア国における農業に従事する人口は全体の85%、GDPに占める農業生産の割合は40%以上にのぼり、農業開発分野は最重要セクターとして位置付けられているが栽培・生産される農作物は多様化していない。また国土全域が山岳・丘陵地帯が多いため単位面積当たりの生産性が低い。さらに病虫害もあり安定的な生産・供給がなされていない状況にある。農業局は丘陵地帯を有効利用するために栽培地を整備したが階段状であるため有効活用ができていない。この状況を好転させ生産性向上と農家の収入向上に協力してほしいとのことから本要請となった。
エチオピアは乾季と雨季に分かれ乾季にはほとんど降雨はない。また1日の寒暖差は20℃前後。1年を通して乾燥した気候であり、雨季には10℃を下回る気温になる。現在この地域で多く生産されている果樹はマンゴー、パパイヤ、バナナ、オレンジである。収入向上のため新しい果樹の導入も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農家や農業局職員と一緒に働きながら彼らの知識/技術向上支援のために以下の活動を行う。
1.果樹栽培についての技術的な助言
2.生産性向上のための有効な技術の助言
3.階段状栽培地(段段畑)の有効利用法の考案、助言
4.新規換金果樹の導入についての助言
(5.病虫害についての助言(可能であれば))

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

農業局の事務所

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:1名 大卒(果樹) 経験8年
対象者:地域の果樹栽培農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践技術と経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(7~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

病虫害の知識があればなおよい。農家が活動の中心となるためアムハラ語が必須となるが、現地派遣後に語学訓練として学習する機会がある。