2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50616B43)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
C402 養殖
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

エチオピア農業研究機構

2)配属機関名(日本語)

国立水産養殖研究センター

3)任地( オロミア州セベタ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同センターは、1977年に農業省傘下の水産・養殖全般に関わる研究機関として設立され、1997年にエチオピア農業研究機構に移管された。国内の水産資源、水産・養殖に関する研究を実施しており、水産資源の有効活用の促進、多様な魚種・資源の導入や繁殖、在来種の生産促進等を行っている。水産・養殖の生産高増のため、持続性ある生産に資する養殖等の技術導入や食糧安全および収入向上に繋がる産物創出に寄与している。年間予算は約5百万エチオピアブル(約USD250,000)。オーストリア、ドイツの大学との連携、1977年の設立には当時水産局に派遣されていたJOCVを通じたJICAによる支援実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアにおける水産・養殖業は湖、ダムや池、河川の有効活用が発展に繋がるとされている。現在、政府の指標として年間漁獲高は約31,500トン(2015年)、2020年には47,000トンが見込まれているが、潜在する資源量は約90,000トンとされている。他方で、資源管理の体制や仕組みが整っているといえず、乱獲や資源量の減少も危惧されている。配属先となる同センターは、国内の水産資源の把握から有効活用の促進、ティラピアやナマズ、コイの種苗・養殖等の研究を行っているが、国内には専門とする教育機関がなく専門性を持った人材が不足している現状である。特にコイの孵化・養殖に関する技術支援が求められ本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚研究員とともにコイの養殖に関する以下の活動を行う。

1.人工孵化・種苗生産に関する技術支援
2.稚魚飼育・飼育管理に関する技術支援
3.コイの養殖全般に関する研究員を対象とする研修等の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

試験用池(5m×10m :10、10m×20m :5、15m×100m)、分解抽出器、滴定器、顕微鏡、濁度計等

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長:男性、40代
孵化ユニット研究員2名(男性、30代)
技術職員30名(男性25名、女性5名)
事務職員34名(男性27名、女性7名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先人材レベルに合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要となる技術レベル

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】