要請番号(JL50617A13)
募集終了
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省南部諸民族州教育局
2)配属機関名(日本語)
アルバミンチ市教育事務所クロフ小学校
3)任地( 南部諸民族州アルバミンチ ) JICA事務所の所在地( アジスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
小学1年-中学2年相当(G1-8)の約2200名の児童・生徒が通う学校。教員数約80名、年間予算約300,000ブル(180万円)。同配属先は、近隣小学校に対する中心校としての役割を担っており、学校設備の充実や教育の質の向上だけではなく、近隣小学校に対する教育の質改善のサポートが期待されている。また、近隣のゴンダール教員養成大学の学生が教育実習を実施することもある。現在のところ、外国からの直接的な経済援助はなく、JICAボランティア派遣も初めてである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、2008年から高等教育機関への入学者数の割合を文科系3割、理工系7割に定めるなど、理数科教育の推進に取り組んでいる。しかしながら、実験室の未整備や未使用、理科教員の不足から依然として理論中心の授業が主流であり、実験や観察を取り入れた実践的な授業の普及が喫緊の課題となっている。本要請により配属校だけでなく、近隣小学校への巡回を通して理科実験室の整備や充実、理科実験を取り入れた実践的な授業の普及、理科教員の正しい実験知識の改善などが期待されている。また、首都アジスアベバでは理科教育ボランティアのグループ型派遣を推進しており、配属先での活動だけでなく、教育行政機関と連携した理科実験導入のための持続的な現地教員研修を実施、定着を目指している。(グループ型派遣は首都、アムハラ州、オロミア州が対象)
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. Grade7、8(中学1、2年相当)の生徒に現地教員が行う実験授業に対して必要に応じて正しい知識と実験方法の助言
2. 同僚とともに実験室の整備と管理
3. 身近な材料を利用した理科実験や教材を紹介・作成し、理科実験の導入および定着を支援する
4. 配属先地域の教育行政機関、教員養成大学、理科教育ボランティアと連携し、現地理科教員の指導力向上や身近な材料を利用した理科実験の普及に関するセミナー/ワークショップの開催する。
※配属先のみならず、周辺校及び教員養成大学や教育行政機関と連携した活動となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
簡単な実験器具(ビーカー、フラスコ、メスシリンダーなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長: 男性 30代
理科教員: 26名 20-40代 短大卒以上
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)理系 備考:現地教員と同等以上
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)