【配属機関概要】

3）任地（ アジスアベバ ） JICA事務所の所在地（ アジスアベバ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都アジスアベバ市ヤカサブシティに所在するGrade0～8(幼稚園～中学2年相当)までの約1000名の生徒が通う小学校。同配属先は近隣小学校に対するモデル校としての役割を担っており、同小学校の設備の充実や教育の質の向上だけでなく、近隣小学校(4校)に対する教育の質改善のサポートが期待されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

エチオピアでは、理数科教育の推進に取り組んでいるものの依然として理論中心の授業が続いている。本案件では、実験室の整備や管理、さらに理論中心の授業に偏らない実験・観察などを取り入れた実践的な授業を現地理科教員とのチームティーチングにより実現することが期待されている。現在、当国では理科教育ボランティアのグループ型派遣を行っており、実践的な授業の普及による基礎科学教育の向上を目指している。また、教育行政機関との連携強化も進んでおり、各地域において現職教員研修を開催している。またJICAが実施している「理数科教育改善プロジェクト(SMASEE)」との連携、また同プロジェクトが実施する現職教員研修にも協力している。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.Grade7,8(中学1,2年相当)の生徒に対し、理科実験を取り入れた授業(物理、化学、生物)を現地教員とのチームティーチングにより実現する。
2.実験室の整備と管理を行う他、理科実験の導入を図る。
3.理科実験の場を多様に設け、子供たちの科学に対する興味や関心を促す。
4.教育行政機関と連携し、実験技術習得に関する教員研修を実施する。
5 実験器具が不足しているため、現地の材料を活用して実験道具・器具上の工夫を図る。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

簡単な実験器具(ビーカー、フラスコ、メスシリンダーなど)、薬品、実験室(黒板、机、椅子)

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:男性40歳代
教員数:約40名(物理2名、化学2名、生物2名、一般理科2名)

※教員の異動は多い

【資格条件等】

[参考情報]：

　・理科実験の実務経験2年以上必須

【地域概況】

【特記事項】

・活動では主として英語を使用することになるため少なくともCレベル程度あった方が自身の活動が行いやすい
・理科実験実務経験2年以上は短大、大学での授業も経験年数に含めて可