【配属機関概要】

3）任地（ ティグライ州コルム ） JICA事務所の所在地（ アジスアベバ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

エチオピアの小学校は8年制(日本の小学1年～中学2年に相当:概ね6-17歳)。本校は州都メケレ市から約150㎞のコルムに位置する。同町には8校の小学校があるが、本校は地域のモデル校として2校指定されている内の1校。生徒数約950名。教員数36名。年間予算1,400,000ブル(約700万円) 。また教育支援としてティグライ州に理科教育、小学校教育、学校体育のJICAボランティアが複数派遣されている(2018年6月現在)。本校からは小学校教育のボランティアも要請されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

これまで理科教育改善プログラム(SMASEE)のパイロット地区としてアジスアベバ、アムハラ州およびオロミア州で展開してきた理科教育グループ型派遣において特にアジスアベバの市教育事務所で展開してきた現地教員の能力向上の効果が徐々に出始めていることから、これまで個別に学校から理科教育隊員の要請はあったもののパイロット地区でないために理科教育ボランティアを派遣していなかったティグライ州へ理科教育ボランティアを展開することとした。州の教育局理数科改善課にシニアボランティアを派遣し、州教育局、市教育事務所、各学校と連携を取ることで現地教員の理科実験能力改善の相乗効果が期待できる。ただし、グループ型派遣とはせず、あくまでもボランティアによる自主的な連携による効果的な成果を期待して本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

小学校高学年(7-8年生)理科教員とともに以下の活動を行う。
1.理科教員が行う理科実験の準備補助、支援
2.教員が行う理科実験への助言
3.理科実験授業において教員と協働し、説明や実験目的など教師が不足している場合に必要な助言を生徒に行う
4.現地で入手できる材料で製作する実験器具の率先垂範指導
5.理科教員への実験および実験授業についてのセミナー、ワークショップを開催

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室、最低限の実験器具、試薬(ビーカー、試験管、ガスバーナー:ただし絶対数が不足している)

4）配属先同僚及び活動対象者

校長 40代男性
同僚教員:2名(短大卒以上)
対象者:理科教員2名、高学年の生徒(概ね11-15歳)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】