2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50619B02)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・社会政策省

2)配属機関名(日本語)

SOS子どもの村・エチオピア
NGO

3)任地( ティグライ州メケレ市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

SOS子どもの村は、孤児や家庭崩壊の危機にある子どもを保護するために1949年に設立され、現時点で世界133ヶ国で活動する国際NGOである。エチオピアでは1974年に事業が開始され、国内に7つの支部を開設し、子どもの権利を守るための様々なプログラムが展開されている。メケレ支部はエチオピア国内で一番に開設された支部であり、1.19の家族モデル保護施設の運営(15歳以下の子ども対象)、2.学校の運営(ビレッジや周辺のコミュニティーに暮らす貧困家庭の子ども対象)、3.就学支援・職業訓練の提供(ビレッジを出た15歳以上の青年層対象)、4.コミュニティーサポート(貧困家庭の親対象)を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同団体メケレ支部では上記のようなプログラムが円滑に実施されている傍ら、それらの事業成果が効果的に外部へ共有されていない現状がある。実際にこれまで、メケレ支部として事業概要パンフレットや年間レポート、ニュースレター等を作成した経緯はなく、団体のさらなる財政力強化、またそこから派生するサービス向上のためにも国内で一番の事業規模を誇る支部として広報ツールの開発および組織に所属する広報人材の育成が急務となっている。
また、事業規模が拡大していくにつれ、事務所の管理面でも困難を抱えている。例として、倉庫の備品や各プロジェクトオフィスにおける文書の管理がシステム化されていないことで、業務の効率を高められない現状がある。
これらの背景から、広報業務のサポートおよびカイゼン活動の提案を行いつつ組織運営の向上に貢献できるような協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

NGOスタッフの一員として、以下の活動を行う。
1. 同団体メケレ支部の事業概要および関連イベントのスケジュールを把握し、広報スケジュールを策定する。
2. 広報担当スタッフと各事業を視察し、現場で写真・映像撮影に関するノウハウを伝授する。
3. 写真・映像撮影や広報ツール開発にかかるセミナーやワークショップを実施する。
4. 広報ツールの中でデザインやレイアウトに対し助言をする(執筆は現地スタッフ担当)。
5.事務所管理計画を策定し、現地スタッフに指導する。
6.同団体運営の学校にて、子どもたちに5Sを教授し習慣として定着させる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィス、机・椅子、カメラ、コンピューター、プリンター、文房具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・教育プログラム担当オフィサー(男性:30代、大卒)
活動対象者:
・広報担当オフィサー2名(30代女性1名、雇用予定1名、大卒)
・団体スタッフ70名(大卒)
・裨益者の子ども

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)社会科学 備考:配属先スタッフとのバランスによる

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・組織でのマネジメントや業務調整の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・広報にかかる特別な資格や専門知識は求められておらず、写真・映像の撮影やそれらの配置(デザイン)を得意とすればよい。・生活使用言語は「ティグライ語」となる。・水道は平均週に3日程度断水。・電気は毎日平均3時間程度停電。