要請番号(JL50619B07)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・社会政策省
2)配属機関名(日本語)
SOS子どもの村・エチオピア
NGO
3)任地( ティグライ州メケレ市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
SOS子どもの村は、孤児や家庭崩壊の危機にある子どもを保護するために1949年に設立され、現時点で世界133ヶ国で活動する国際NGOである。エチオピアでは1974年に事業が開始され、国内に7つの支部を開設し、子どもの権利を守るための様々なプログラムが展開されている。メケレ支部はエチオピア国内で一番に開設された支部であり、1.19の家族モデル保護施設の運営(15歳以下の子ども対象)、2.学校の運営(ビレッジや周辺のコミュニティーに暮らす貧困家庭の子ども対象)、3.就学支援・職業訓練の提供(ビレッジを出た15歳以上の青年層対象)、4.コミュニティーサポート(貧困家庭の親対象)を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同団体メケレ支部は、家族モデル保護施設で暮らす子どもおよび15歳以上の青少年に対し、健全に生活ができる場や就学機会などの多様なサービスを提供している。これらの子どもたちは日中団体が運営する学校に通い、放課後活動としてスポーツオーガナイザー指導の下運動を通した身体能力の向上に努めているものの、練習内容やオーガナイザーによる指導内容が定型化しているため、放課後活動全体の見直しとともに、オーガナイザーの能力向上に伴う質の改善が求められている。このような背景から、子どもたちの身体能力向上に寄与する練習内容の提案、指導を実施することができ、さらには政府関係機関と調整の上、地域のスポーツクラブに子どもたちを積極的にリファーすることができるJICA海外協力隊が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
NGOスタッフの一員として、以下の活動を行う。
1.スポーツオーガナイザーが実施する放課後活動を分析し、練習内容の改定案を策定する。
2.スポーツオーガナイザーとともに、子どもたちに対し改定計画に基づいた実践指導を行う。
3.現地で練習されていないスポーツを紹介、導入する。
4.SOSビレッジ内でスポーツイベントを企画、実施する。
5.練習場や資機材の管理法について指導する。
6.子どもたちが地域のスポーツクラブや試合に参加できるよう、政府関係機関と調整する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィス、机・いす、練習場、スポーツ機材
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・教育プログラム担当オフィサー(男性:30代、大卒)
活動対象者:
・スポーツオーガナイザー2名(30代女性、30代男性、大卒)
・裨益者の子ども約100名(7歳~18歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・子どもや青少年対象の活動経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・生活使用言語は「ティグライ語」となる。
・水道は平均週に3日程度断水。
・電気は毎日平均3時間程度停電。