2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50619B08)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

女性子ども青少年政策省

2)配属機関名(日本語)

サラム子どもの村 (SCV)
NGO

3)任地( アディスアベバ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

現地NGO法人であるSCVは、孤児や貧困家庭に暮らす子どもたちがよりよい生活を獲得し、社会的・身体的・心理的に自立することを目標に1986年にエチオピア人女性によって設立された。アディスアベバ市内に2つのビレッジを開設し、孤児に対して家族モデル施設での生活の場を提供しているほか、孤児だけでなく周辺のコミュニティーに暮らす貧困家庭の子どもや青少年をも対象とし、教育や職業訓練の機会を与えている。主にスイスからの支援を軸として事業を展開しているが、2015年には日本も外務省の草の根・人間の安全保障無償資金協力スキーム内で女性が縫製技術を習得するための職業訓練センターを建設した経緯がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

SCVが運営するビレッジにはそれぞれ12の家族モデル施設が開設されており、各世帯母親、ケアテイカー含め約14名で家族が構成されている。一つのビレッジにおける家族モデル施設で保護される子どもたちの全体数は約150名となり、日中はビレッジ内にある学校に通い、放課後はSCVのエデュケーターが実施する、スポーツ・音楽・アートなどの活動に参加している。本活動はエデュケーターによって計画に沿って実施管理はされてはいるものの、子どもたちの才能を伸ばすためには指導内容の更なる開発が必要な状況である。スポーツ・音楽・アートにかかる現状の指導内容の見直しと、改善ならびに新しい指導内容に基づくエデュケーターへの技術移転が求められ、JICA海外協力隊の要請に至った。また、JICA海外協力隊が提案する指導内容が団体に評価されれば、ビレッジ内学校への紹介、導入も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.エデュケーターが実施する放課後活動の全体概要を把握し、課題を洗い出す。
2.エデュケーターに放課後活動の内容に関する課題を共有し、指導内容の修正案を提示する。
3.エデュケーターとともに活動実施計画を策定する。
4.放課後活動の現場でエデュケーターとともに子どもに対して実践指導を行う。
5.エデュケーターが実施する指導を監督、評価する。
6.子どもたちに対する新しい指導内容をエデュケーターに提案し、指導技術を伝授する。
7.放課後活動での新しい指導内容を団体の活動計画に組み込む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィス、机・いす、文房具、スポーツ機材、音楽機材、その他活動に必要な資機材は団体事業資金で調達可能

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚および活動対象者
・プロジェクトコーディネーター(40代女性、大卒)
・エデュケーター2名(20代男性、大卒)
・ビレッジに暮らす子ども約150名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先スタッフとのバランスによる

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・子どもや青少年対象の活動経験2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(1030~℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・スポーツ分野での新しい指導内容として、「空手」の導入が希望されている。空手の技術のみならず、子どもたちが礼儀や規律を習得することが目的。・生活使用言語は「アムハラ語」となる。
・水道は平均週に2日程度断水。・電気は毎日平均3時間程度停電。