2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50619B22)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省アムハラ州教育局

2)配属機関名(日本語)

アンディネット小学校

3)任地( アムハラ州インジバラ ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アムハラ州の州都バハルダールからミニバスで2時間の町インジバラにある公立小学校。生徒数約1300名、教師数は59名。エチオピアの小学校はG1~G8の8年制(日本の小学校1年~中学校2年に相当)で概ね6~15歳の生徒が在籍しており、アムハラ語(国語)、英語、算数、理科、社会、エステティック(音楽・図工・体育)などが教えられている。G1~6の授業には現地公用語であるアムハラ語、G7~8には英語の教科書が用いられている。また配属先校では一部のクラスが地方民族語のアウィン語でも実施されている。同校へのJICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなり、同時に理科教育隊員の要請も出されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアでは理数科教育に重点を置いた教育政策が取られているものの、算数教育においては、教員の指導力不足や生徒数の多さ、板書による暗記中心の授業が主流であることなどから、児童・生徒にその内容が十分に理解されず、基礎的計算能力が不足していることが課題となっている。配属先長は、こうした現状は教員の指導方法や能力に問題があると認識しており、授業方法の工夫や改善をはかり教員の指導能力を向上させることで、子ども達の基礎的学力を向上させたいと考えている。隊員には、数概念や計算能力を身に着けさせる日本の指導手法の紹介や現地教員の指導方法への助言、身近な材料を使った補助教材の作成支援といった授業の質を高めるための支援や同僚教員の指導能力を向上させる研修会の開催などの活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚とのティームティーチングでG1~G4(小学校1~4年生相当)の算数の授業を担当する
2.上記科目について、現地で入手可能な材料を用いた教材の作成や効果的な授業法の助言を行う
3.同僚教員を対象に上記2.の研修会を実施し、教員の技能向上に協力する
4.可能であれば、G1~4のエステティック科(音楽・図工・体育)についても支援する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、教科書、手作り教材

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長 女性30代
同僚算数科教員4名(女性: 20~30代 大卒)

活動対象者:G1~G4(小学校1~4年生に相当)の生徒 約40~60人/クラス

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚教員を指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には、現地語(アムハラ語)によるコミュニケーションが必要となる。アムハラ語は、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
停電:30分~数時間程度の停電が週数回発生、断水:ほぼ毎日発生