2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL50619B25)
募集終了

国名
エチオピア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦教育省アムハラ州教育局

2)配属機関名(日本語)

シュンベット小学校

3)任地( アムハラ州バハルダール市 ) JICA事務所の所在地( アディスアベバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アムハラ州の州都バハルダールにある公立小学校。生徒数約3000名、教職員数は97名。エチオピアの小学校はG1~G8の8年制(日本の小学校1年~中学校2年に相当)で概ね6~15歳の生徒が在籍しており、アムハラ語(国語)、英語、算数、理科、社会、エステティック(音楽・図工・体育)などが教えられている。G1~6の授業には現地公用語であるアムハラ語、G7~8には英語の教科書が用いられている。年間予算は約100,000ブル(約40万円)。同校では過去に理科教育隊員と小学校教育隊員が活動しており、今回も理科教育隊員が同時に要請されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エチオピアの小学校では、音楽・図工・体育を一つにまとめた科目がエステティック科として確立しているが、同教科の専門性を持つ教員の不足や教材の入手困難から板書中心の授業が主流であり、生徒活動を取り入れた実践的な授業の普及が課題となっている。配属先校では過去の小学校教育隊員の取り組みにより、実践的な情操教育の授業が定着しかけていたが、情勢不安による派遣の停止やCP教員の異動が発生し、これらの活動の継続が困難となってしまっていた。治安の安定化に伴い、過去の隊員の活動を高く評価した学校長及び副校長より同校の情操教育への再度の支援と実践的な授業の定着化が期待され、本要請がなされた。隊員にはエステティック科授業における支援に加え、現地教員の能力強化や現地で入手可能な材料を用いた教材作成などの活動も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.G1~4(小学校1~4年生に相当)を対象に同僚とともに生徒活動を取り入れた音楽・図工・体育の授業を行う
2.現地で入手可能な材料を使用した教材の作成方法や授業について提案を行う
3.同僚教員を対象に上記2.の研修会を開催する

※希望があれば配属先と相談し、G1~4の算数を指導科目に含むことも可能

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、(体育)グラウンド、ボール、(図工)紙、絵の具、鉛筆、(音楽)伝統楽器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長 男性50代
同僚エステティック科教員1名、女性 : 20~30代 大卒
※それ以外に他教科の教員が兼任で授業を受け持つこともある

活動対象者:G1~G4(小学校1~4年生に相当)の生徒 約60~70人/クラス 、各学年5~6クラス

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先学歴レベルとの調和

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚教員を指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動には、現地語(アムハラ語)によるコミュニケーションが必要となる。アムハラ語は、エチオピア派遣後の現地語学訓練で学習する。
停電:30分~数時間程度の停電が週数回発生、断水:ほぼ毎日発生