2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51217A23)
募集終了

国名
ガーナ
職種コード 職種
H133 感染症・エイズ対策
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ガーナ保健サービス ロワー・マンニャ・クロボ郡保健局

3)任地( イースタン州ロワー・マンニャ・クロボ郡アトゥア ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ガーナ保健サービス(GHS)は保健省が直轄する保健政策の実施機関であり、配属先はその下部組織のひとつとして、ローワ・マンニャ・クロボ郡全域の保健・医療にかかる様々な事業の運営と管理を行っている。JICAは2005-2009年にイースタン州を対象のひとつとして、技術協力プロジェクト「マスメディアを通じたエイズ教育プロジェクト」を実施した実績があり、2011年より同配属先への青年海外協力隊の派遣を開始した。2016年4月より本要請の前任者にあたるボランティア(3代目)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガーナ保健政策の一環として掲げられる「健康的な生活と環境」を受け、配属先では管轄地域全体の保健・衛生状況の改善をめざしてHIV/エイズ、マラリア、結核など様々な感染症予防に対する取組みに力を入れている。また、ガーナ国内の他地域と比較して感染率が高いとされる同郡のHIV/エイズの原因を探るべく、調査分析を実施している。感染症全般に共通する予防対策や効果的な啓発を提案すべく、継続的な支援が求められ、本要請に至った。現在派遣中のJVは、配属先や教育省傘下の教育事務所(Ghana Education Service)の学校保健担当者と共に管轄地域の学校を巡回し、感染症対策(エイズ、マラリア等)の啓発教育を積極的に行っている。教育事務所には小学校教育JV1名が活動中であるが、学校保健JVも要請中であり、今後もJV間での共働が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の感染症担当者、管轄地域の保健関連機関スタッフ等と協力して以下の活動を行う。
1.前任者が実施しているHIV/エイズをはじめとした様々な感染症に係る現状調査や働きかけを踏まえ、より効果的な予防対策に向けた分析、分析データの適切な管理及び活用方法の提案など実務を通じた支援を行う。
2.当該地域の教育事務所保健担当者と協力しながら学校保健におけるHIV/エイズや保健衛生に係る正しい理解の促進等を支援する。
※具体的な活動は、赴任後に配属先と協議しながら進める。
※ガーナ政府との取極めにより、侵襲医療行為は実施しないこととなっている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、プリンター、コピー機、プロジェクターなど配属先事務所にある事務機器等

4)配属先同僚及び活動対象者

局長:女性1名(40代)、副局長:1名、保健師:1名、感染症担当:2名(カウンターパート)、情報管理担当:1名、その他スタッフ:数名

啓発活動共働者:教育事務所スタッフ、巡回先学校教員等
啓発活動対象者:管轄地域の小中学生

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務を通じた知識と経験が必要

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

同地域の教育事務所で小学校教育JVが活動、また学校保健JVも要請中であるため、将来的に同地域に3名のJVが派遣予定。活動上でJICAボランティア同士が共働することも期待されている。