要請番号(JL51217B26)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ガーナ教育サービス サウス・ダイ郡事務所(ペベ小学校)
3)任地( ボルタ州サウス・ダイ郡 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先であるガーナ教育サービスは、教育省直下の政府機関であり、ガーナ国内に約200の事務所を持つ。管轄下にある学校や教員の運営・管理を主業務としている。本案件は、配属先管轄下にある全校生徒数462名、教員数31名のKpeve(ペベ)小学校を拠点に活動を行い、地域教員の要望によって近隣の小学校を巡回指導を行う。現在同配属先には青年海外協力隊(2016年度2次隊、理科教育JV)が活動中だが、本案件の活動地は同JVとは地域が異なる。同活動地においてJICAボランティアの他、海外からの支援の受け入れ実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ガーナ政府が公表した教育戦略計画(ESP 2010-20120)では、理数教育の質の向上が重要課題として挙げられいる。同配属先でも管轄地域内にて理数教育の質の向上に取り組んでいるが、ガーナの理科教育は依然として、教科書を黒板に写し暗記させる指導手法が一般的であり、これが生徒の理数教育に対する興味・関心を失わせる要因となっている。他方JVが行う理科授業は、視覚教材や自作の実験器具などを用いた手法を導入しており、配属先より高い評価を得ている。今般、現在同配属先で活動中のJVの活動地域外にある地域から同様の活動が要請された為、新たに本案件の形成に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.活動先の小学校にて、視覚教材や実験を取り入れた授業を行う。
(週10コマ程を想定しているが、詳細は赴任後現地教員と協議する。)
2.同僚教員に対し、理科教育に関する自身の知識・スキルの技術を移転する。
3.近隣の配属先管轄下にある小学校を巡回し、理数教育のモデル授業を行い、その手法を現地教員に共有する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:
配属先事務所スタッフ:20名(高卒・大卒
活動先小学校教員:31名(20-50代 短大卒・大卒)
活動対象:
小学生 1-6年生
当地小学校教員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒) 備考:当地小学校教員の資格要件の為
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:実践的な指導を行う為
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(なし)
【特記事項】
活動先の学校には、実験器具等の設備がと整備されていない為、JV自身が視覚教材や実験器具を自作するなどの工夫が求められる。