2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51219B29)
募集終了

国名
ガーナ
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

雇用・労働関係省

2)配属機関名(日本語)

ビリワ職業訓練校

3)任地( セントラル州ビリワ ) JICA事務所の所在地( アクラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1974年に設立された雇用・労働関係省下にある職業訓練校で、自動車整備、服飾、情報通信技術科など10コースを開講している。生徒数は約1,500名、講師は50名でガーナにある職業訓練校の中で最大級の訓練校である。過去に建築、手工芸、家政などのJICA海外協力隊の派遣実績がある。また、2019年9月末まで善人が活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先の自動車整備コースでは、訓練生に対して自動車整備の基礎理論から実習までガーナの国家試験に準じたカリキュラムに沿って座学4割:実技6割の割合で授業を実施している。現在活動中のJICA海外協力隊員1名は、訓練生の理解度及び授業の質の向上を目標にカリキュラムに沿ったTLMs(Teaching and Learning Materials)を作成し授業に取り入れている。それらの教材は、将来的に同僚が活用可能となる様に技術指導を行っているが、定着には時間を要するため、継続的な支援が求められている。また、ガーナ国内で主流とされる電子制御式エンジン等に関する教員の知識・経験は十分でなく、特に自己診断機(OBD)の基礎知識がなく実習で活用出来ない状態が続いている。配属先は、同僚教員への基礎的な電子制御システムに関する技術支援、および訓練生を対象とする授業の実施を強く希望しており、要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚講師と協力して、自動車エンジンの分解・組み立て等の基本的な実習指導を行う。(10コマ/週程度)
2.同僚講師への、電子制御式システムなどの知識・技術共有および助言を行う。
3.外部診断機(OBD)の使用方法をマニュアル化し、同僚へ指導すると共に実習に取り入れる。
4.不足している電気系統等に関する教材を作成する。

※担当する学年や授業数は、赴任後に配属先と相談して決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、カットモデル(クラッチ、マニュアルトランスミッション、ディファレンシャル、ドラムブレーキ)、分配型インジェクションポンプ、外部診断機1台、工具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、50代)
同僚17名(30代~50代)
うち自動車整備科の講師は3名(男性、30代2名と50代1名)

主な指導対象者: 中学校卒業者 約120名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的な知識・経験を要するため

[参考情報]:

 ・電子制御システムについて熟知していること

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~40 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

不定期な停電、断水がある。
生活使用言語は主にファンティ語