要請番号(JL51219B47)
募集終了
3代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
食糧・農業省
2)配属機関名(日本語)
国連世界食糧計画
3)任地( ノーザン州タマレ市 ) JICA事務所の所在地( アクラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
世界食糧計画(WFP)ガーナ事務所では、主にガーナ北部3州の貧困層の食糧安全保障の確保と栄養改善に注力しており、5歳未満の栄養失調児や妊婦、授乳中の女性を対象とした栄養補助食品の提供による栄養改善を実施している。WFPガーナ事務所の6ヵ年事業(2012-2017)の予算は約78億円であり、加えてカナダからの15億円の支援(2016-2020年)。また2018年11月供与額5億5000万の日本政府の無償資金協力「アシャンティ州及びノーザン州における栄養不良への対応計画」に関する書簡交換が行われた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は州、郡職員やNGO等のパートナーと連携し、プロジェクトを実施しており、2016年からは、5歳未満の栄養失調児や妊婦、授乳中の女性を対象とした栄養補助食品の提供による栄養改善事業の一環としてEnhanced Nutrition and Value Chains(ENVAC、2016-2021年)プロジェクトが開始された。地域の農産物の摂取による栄養改善と共に価値連鎖の創出のための支援が行われており、小規模農家や加工業者への支援や、実施状況のモニタリング評価に係る支援がJICA海外協力隊に期待されている。現在は2名のJICA海外協力隊(2017年度4次隊コミュニティ開発、2017年度4次隊栄養士、2018年3月~2020年3月)が活動中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
WFPタマレ支所に所属し、配属先スタッフの一員(プログラムオフィサー)として同僚と共に以下の業務に取り組む。
1.州・郡職員やNGO等のパートナーとの連携促進を支援する。
2.WFPの連携機関が提案するENVAC関連プロジェクトの活動計画への支援を行う。
3. ENVAC関連プロジェクトの事業モニタリング・評価を支援する。
4. ENVAC関連プロジェクトおよび関連業務の報告書や資料等の取りまとめを行う。
農家の支援としては、以下ようなものを実施中。オレンジ色サツマイモ普及支援などの、栄養関節農業プロジェクト、収穫後ロスを削減するための、技術や物資を提供するプロジェクト、土壌保全型農業推進のためのプロジェクト
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC一式、プリンター、プロジェクター、固定電話
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
(ガーナ事務所)事業班長 女性(院卒)、フードシステムマネージャー男性(院卒)
(タマレ支所)支所長 女性(院卒)、ナショナルプログラムオフィサー(大卒)、
その他2名30-50代
州・郡職員:食料農業局オフィサー・エンジニア
活動対象者:地域住民、農家、NGOスタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:A)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:業務関連知識が必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農学、農業工学に関連する修士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~40 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
ノーザン州以外にプロジェクト実施の他州への出張もある。同配属先には栄養士隊員が配属されており、住居は同性の場合はルームシェアとなる。