要請番号(JL51516B05)
募集終了
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水・灌漑省
2)配属機関名(日本語)
イゲンベ サウス・サブカウンティ灌漑事務所
3)任地( メルー・カウンティ、マウア ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、ケニア山北東部地域に位置する水灌漑事務所である。同事務所は地域の農業事務所とも連携し、乾燥地域に灌漑用水を導入している。農民の営農技術向上を通じて、作物の安定生産、収穫量の増加、作物の多様化などを図り、農家の所得向上、安定化を目指している。2016年5月まで5年間、JICA技術協力プロジェクト「半乾燥地小規模灌漑開発管理プロジェクト」が行われた。水路は近隣の川から2ヵ所のコミュニティまで引かれ、今後はコミュニティ内で各農家の耕作地までの引水が随時行なわれる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同地域は、乾燥地域で天候に左右されるため、安定した農業収穫高を得ることができなかった。そのため、乾燥に強い豆科野菜(カウピース、グリーングラム等)やトウモロコシ栽培を行ってきた。しかし、カウンティ政府は灌漑設備を作り、灌漑農業を普及することで、農民の収入向上、具体的には安定した収入を得られる野菜栽培(ケール、キャベツ、キュウリ、トマト、スイカなど)へ転換することを目指している。
灌漑事務所に隣接する農業事務所には農業普及員もいるが、灌漑を利用した野菜栽培の経験が無いことから、今回のJV要請に至った。JVは灌漑事務所に配属されるが、主に隣接する農業事務所のオフィサーと協働し、農家への栽培指導を行うことになる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先となる灌漑事務所のほかにも、農業事務所の関係者との協働も想定されている。
1.農民と市場を調査し、栽培作物を決定する。
2.野菜栽培を指導する。予定されている野菜は、キャベツ、キュウリ、トマト、玉ねぎ、スイカなどである。
3.収穫した野菜の販売を支援する。
4.協働作業を通じて、同僚オフィサーへの農業技術のアドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
農具(鍬、鋤等)。事務所にはノート型パソコン、プリンターがあるが、Wi-Fiはない。
4)配属先同僚及び活動対象者
灌漑事務所
事務所長SCIO(40代男性、JICA訪日研修に参加した経験あり)
農業事務所
事務所長SCAO (40代男性)。農業オフィサー 10名(男性7名、女性3名 大卒)
コミュニティ
対象地域は2箇所。それぞれ400名ほどの住民が居住している地域。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:同僚と同等の学歴
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温帯気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)