要請番号(JL51516B09)
募集終了
2代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・科学技術省
2)配属機関名(日本語)
シクリ視覚・聴覚障害者技術訓練専門学校
3)任地( ホマベイ・カウンティ、シクリ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1970年にオランダのカトリック教会によって視覚及び聴覚障害者のための職業訓練センターとして設立され、2016年に視覚・聴覚障害者技術訓練専門学校となった。障害をもつ人の生産活動への参加と生活の自立を目指して、3年間の職業訓練コースを実施している。生徒は16歳以上の男性約80名と女性数名で、寮で生活をしながら、農業、織物、洋裁、木工、石工などの技術を学んでいる。また6ヶ月程度の短期のリハビリテーションコースも設置しており、点字や手話などを習得することができる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
校長は、マチャコス視覚障害技術専門学校の校長を15年に亘って務め、ケニアで初めて指圧コースを導入した人物である。マチャコスには3代の鍼灸マッサージ師隊員が派遣され、コースの立ち上げから技術指導、運営支援を行なった。同校長は指圧やあん摩が視覚障害者の生計手段として有効な技術であると認識し、現在の技術訓練専門学校においても指圧コースを立ち上げたいとの希望から、平成27年度2次隊で鍼灸マッサージ師JVがコース立ち上げの講師として派遣された。現在派遣中の同JVは、学内での指導のみならず、指圧等の普及と就職先の開拓を目的とした活動にも取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
指圧コースの講師として、視覚障害者の生徒に対し、理論と実技、その他必要と思われる指導を行う。主に1.2.3.に取り組み、4については可能な範囲で行う。
1.コースは9ヶ月で、1度に数名程度の生徒を指導する(コースではあん摩の教授も可能)。
2.シラバスに沿ったテキストや教材の開発・作成を行う。点字は英語の点字を使用。
3.学外において、就職先の開拓、就職支援を行う。
4.指圧やあん摩の普及と市場開拓を目指し、ホテルやイベント等でのデモンストレーションを企画、実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マッサージベッド、マットレス、タオル、シーツ
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長:男性
視覚障害者部門 部門長:女性
教員:18名(男女35歳~55歳)、うち視覚障害者1名
指圧コースは毎回数名(視覚障害のある男女、16歳以上、中学または高校卒業程度)が受講している。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(あん摩マッサージ指圧師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実技指導できるレベル
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)