要請番号(JL51517A01)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
ケリチョ カウンティ 農業・畜産・水産 事務所
3)任地( ケリチョ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、2013年の地方分権化に伴い設置されたケリチョカウンティ政府の農業・畜産・水産事務所である。同カウンティ事務所の管轄する6つのサブカウンティに関し農業政策の計画立案及び実施を行っている。主な目標は、管轄地域農家の収入向上である。ケリチョは標高2200メートルほどの山地を有し雨の多い地域である。独立前の英国植民地時代にプランテーションで茶の栽培始められ、現在でも、茶(紅茶)と酪農(牛乳)が盛んな地域である。また、バナナやパイナップル等フルーツ生産も盛んであり、その知名度を上げるため、産品を使った一村一品運動に取り組んでいる。これまでにJICAボランティアの受け入れ実績は無い。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先管轄内で取り組んでいる一村一品は、カプサオス地区のソルガム、ミレット、メイズ等土地の伝統野菜と茶を原料とした飲料の生産販売、ブレティ地区のアボガドを原料とした石鹸、オイルの生産販売、アイナモイ地区の、バナナを原料とした加工食品(バナナチップス等)の開発等。開発された加工食品は、グループごとに取りまとめ、企画局(Kenya Bureau of Standards)に申請し、商品価格を決定した後に販売される。
配属先は、コミュニティグループや生産者から生産、加工、販売等に関する課題を抽出し、生産加工に関する品質向上のための技術指導、ケリチョ産品のブランド化、販路開拓のためのチラシの作成等に取り組んでいる。しかし、質、数ともに十分な人材が確保されておらず、特に製品開発、販路開拓については新たなアイデアを必要としていることから今回のボランティアの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に、コミュニティ及び生産者グループの行う一村一品運動に関し、次の活動を行う。
1.コミュニティ及び生産者グループの調査。(現状把握・課題抽出)
2.商品開発、ブランド化に関する助言、提案。
3.原材料となる農産物の生産、加工に関する助言、提案。
4.マーケティング調査と販路開発に関する助言、提案。
5.配属先の行うワークショップ運営補佐。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
チーフオフィサー1名、40代女性
農業ダイレクター1名、50代男性
アグリビジネスオフィサー1名、40代女性
コミュニティ及び生産者グループ
5)活動使用言語
スワヒリ語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)