2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517A06)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務・政務調整省

2)配属機関名(日本語)

シアヤ 女子保護観察宿舎

3)任地( シアヤ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、窃盗、売春、迷惑行為等で逮捕、家庭の事情で保護された女児を、児童裁判所の判決に従い、保護観察するための寄宿舎である。女児は更正・自立に向け集団生活を通じて社会性や協調性を身につけていく。収容者が学齢期の場合、施設外の初等・中等学校に通う。学齢期以上の場合、施設内で職業訓練、識字教室、カウンセリングなどを通じて、社会復帰の準備をする。
収容期間は1年間が基本だが、収容中に社会復帰の基盤となる家庭環境が調査され、状況次第では収容期間が延長される。収容者は20名前後、年間予算は約200万円。2015年12月から開設された新しい施設である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、職業訓練として洋裁、美容(予定)のクラス、基礎教育として識字クラス、情操面での教育として運動、カウンセリングなどのプログラムを有する。特に収容者の内省と精神面での成長を促すことを重視しており、カウンセリングを丁寧に実施している。
配属先長は収容者のための精神面での成長、社会復帰を促すプログラムとして、体を使った活動を多様化し、集中力等を強化する活動を導入したいと考えているが、現在の職員には知識と経験が不足している。また配属先にある資機材を用いて対応可能な職業訓練(PC基礎、料理など)も始めたいと考えているが、講師を雇用する予算はない。よって、JVの支援により配属先職員が指導可能な科目を増やし、収容者に提供するプログラムを向上したいと本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動から対応可能な活動に焦点を絞り、同僚と共に配属先のプログラムの多様化、強化を支援する。
1.生活改善、健康管理のための活動(スポーツや野外活動など)
2.自立のためのスキルの習得(パソコン、計算、料理など)
3.心を豊かにする活動(音楽、絵画、手工芸な)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所スペース、カウンセリングスペース、PC、プロジェクター、ホワイトボード、料理器具、オーブン

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
施設長(女性、50代)、副施設長(女性、30代)他 計6名
【対象者】
10-21歳の女児 約20名(人数、年齢は変動あり)

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:収容者が全員女子

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同レベルが求められる

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:関係者との調整能力が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居は配属先施設内の職員部屋(専用シャワー、トイレ付)が提供される。