2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517A07)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東アフリカ共同体・労働・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

メルー リマンドホーム

3)任地( メルー ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

リマンドホームは、罪を犯した子どもやストリートチルドレンなど補導・保護され係争中の子どもを、処遇が決定するまで一時的に拘置する施設である。子どもたちの滞在期間は原則3ヶ月だが、裁判所の手続きに左右され長期間滞在する子もいる。その間、子どもたちに生活指導やカウンセリングを行い、規則正しい集団生活を通じて掃除・洗濯・料理等の基本的な生活スキルを指導する。
配属先はケニア山麓、北東部に位置するメルーカウンティ中心部から13㎞離れた村落部にあり、2016年5月に開設した新しい施設。収容されている子どもは10-40名程度。

【要請概要】

1)要請理由・背景

リマンドホームの一義的な目的は子どもの拘置であり、教育・更生ではないため、収容者は学齢期の子どもであるにも関わらず、教育(学業、運動、情操)を受ける機会がほとんどない。政府はこの状況を改善しようと子どもたちの学ぶ機会を見直し、リマンドホームへのインフォーマル教育の導入を目指している。
現状では、配属先に社会復帰につながるプログラムはないが、配属先長はインフォーマル教育をプログラムに組み込みたいと意欲的である。しかし職員は教育関係者ではないため、インフォーマル教育を行うための専門的な知識、経験をもっていない。限られた施設、職員の中で、子どもたちの社会・学業への復帰のために、どんな教育プログラムを提供できるか一緒に考え、実践してほしいと要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.職員と共に施設の現状と子どものニーズを把握する。
2.限られた施設・職員・資材で実施可能な基礎教育(プリント学習等)、運動、アート、音楽等の多様な教育プログラムを提案し、実践する。
3.子どもたちの記録等、報告書を同僚とPCを利用してまとめ、仕事の効率化を支援する。
4.日本文化の紹介等により、異文化への興味関心や学習意欲をを引き出す。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務所スペース、文房具、校庭、PC(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
施設長(30代女性)、副施設長(40代女性)、ソーシャルワーカー、警備員 計4名
【対象者】
6-18歳の男女 10-40名(変動あり)

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:収容者がほぼ男子

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚と同レベルが求められる

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・困難を抱える子どものために働く情熱

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

住居は配属先敷地内の職員住宅(一人暮らし)となる。