要請番号(JL51517A13)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業・通商・組合省
2)配属機関名(日本語)
タイタタベタ・カウンティ産業化局
3)任地( ボイ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
産業・通商・組合省は、適切な規制の導入やビジネス復興支援を通して、ビジネス環境の整備・支援に取り組んでいる。ケニアでは2013年に地方分権化が行われたが、タイタタベタ・カウンティ政府は一区一品(One Ward One Product/ OWOP)プロジェクトを導入し、中小零細企業、生産者グループのビジネス活性化を目標としている。配属先年間予算は約270万円。
JICAは技術協力プロジェクト(一村一品(One Village One Product/ OVOP)サービス改善プロジェクト(2011年11月-2014年11月)を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は一区一品プロジェクトを導入し、管轄地域の資源活用と現地の人材育成を通して、地方の経済活動の活性化に取り組んでいる。現在はタイタバスケットやアロエ製品などを生産する8つのグループが登録している。しかし配属先は人材や予算が限られる中で、登録された各グループを訪問する機会が限られ、生産者グループの現状把握、ニーズ把握、ニーズに基づく支援が十分に行えていない。現状では販路開拓が共通の課題として配属先では捉えている。
①各グループの現状把握やニーズに基づいた支援実施の促進、②ビジネス支援機関との情報共有を通した連携促進③地域内のOWOPプロジェクトの普及・認知度向上を目的とした活動をJICAボランティアに期待している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
タイタタベタ・カウンティ政府が実施している一区一品プロジェクトの普及および管轄地域の中小零細ビジネスに取り組む生産者グループの活性化に向けて、以下の活動を行う。
1.登録されたグループを可能な範囲で定期的に訪問し、現状・ニーズを把握し、関係者に伝える。
2.現状・ニーズに基づいたビジネス・トレーニングの実施をサポートする。
3.OWOPプロジェクトについて周知を図り、新たな生産者グループ登録促進を進める。
これらの活動は可能な範囲で地域内の他のビジネス支援機関と情報共有・連携しながら進めることが期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所オフィススペース、カウンティ政府車両はカウンティ内の他部署も使用するため、調整が可能な場合のみの使用に限られる。フィールド活動は公共交通機関と徒歩での移動が主となる。
4)配属先同僚及び活動対象者
拠点となる配属先には配属先長であるOWOPコーディネーター(40台男性)、秘書、ドライバー、サポートスタッフ数名がいる。
活動の対象は管轄地域内でOWOPグループとして登録された8つの生産者グループが主となるが、他のグループも必要に応じて対象となる。
他に中小零細企業を支援する政府機関や支援団体。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルとあわせるため
[経験]:(社会経験)2年以上 備考:ビジネスに関する助言が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。