2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517A14)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ビタ・サブカウンティ保健事務所

3)任地( ビタ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はケニア西部にあるホマベイ・カウンティの8つのサブカウンティのうち一つを管轄する保健事務所である。事務所は地域病院内にあり、管轄地域にある医療施設で提供される保健医療関連サービスの監督、指導、調整と地域住民を対象とした健康のための保健プロモーション活動を行っている。周辺地域はビクトリア湖の湖畔地域であり、多くの人々は農業や漁業に従事している。
管轄地域の医療施設に対してはUSAIDなどの大きな支援団体がHIV/エイズ対策プログラムを実施している。また、長崎大学熱帯医学研究所の研究サイトがあり、JICA草の根技術協力事業で地域住民対象の地域保健活動が展開されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ホマベイ・カウンティはHIV感染率が25%を超えケニア国内でもっとも高く、他にもマラリア感染や衛生面の環境に由来する感染症などの健康問題が深刻である。栄養面においては5歳未満の乳幼児の栄養失調削減が大きな課題であり、住民の栄養に関する知識不足も一つの要因である。
支援団体であるUSAIDがHIV感染者を対象としたプログラムや5歳未満の乳幼児を対象とした母子保健プログラムを展開している。医療施設においては栄養士が栄養指導を行っているが、十分な数の栄養士が配置されておらず、患者・住民へのサポートが十分に実施できていない。医療施設における質の高い栄養指導業務支援とコミュニティでの栄養に関する知識向上のための活動がJICAボランティアに期待されている。なお、配属先では2015年9月まで感染症・エイズ対策JV(平成25年度2次隊)が活動した。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先業務をサポートし、地域住民の栄養問題の改善、栄養面における知識向上のために以下の活動を行う。
1.保健医療施設において栄養指導のサポートや記録管理などのマネジメント改善に取り組む。
2.コミュニティ内を巡回し、地域の栄養問題を把握し、関係者内で情報共有する。
3.院内勉強会、コミュニティ内のボランティアへのトレーニング、住民への啓発活動の実施をサポートする。
地域内の課題から特にHIV感染者、5歳未満の乳幼児、小中学生を対象とした取り組みが期待されている。
自転車による移動は配属先から半径10Km以内が巡回対象地域となる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健事務所は地域病院内にある。JICAケニア事務所から自転車が貸与される予定。

4)配属先同僚及び活動対象者

保健事務所長の下に、保健師や看護師、データ担当者などからなる保健マネージメントチームがあり、活動は主に保健事務所の栄養士1名(男性)や病院栄養士と共に行う。
活動対象者は、同僚のほか、ビタ・サブカウンティ内の医療施設スタッフやコミュニティ内ボランティア、地域住民である。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が求められている

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。