2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517A15)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

セメ・サブカウンティ保健事務所

3)任地( セメ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はケニア西部の都市キスムから車で約40分の所にあり、地域病院に併設されている。周辺はのどかな村落で、多くの人々がメイズなどの農作物や家畜を育て暮らしている。配属先には保健事務所長の下、看護師や公衆衛生士など15名ほどによる保健マネジメントチームがあり、管轄地域内の保健医療施設の監督や地域住民を対象とした健康のための保健プロモーション活動を行っている。地域内の保健医療施設ではUSAIDなどの支援団体がプログラムを実施している。また、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネジメント強化プロジェクト」(2009年7月-2013年6月)の対象地域であった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の管轄地域内では食料や安全な飲用水の入手が困難な地域が多く、地域住民が質的・量的に十分な食事が取れない状況や、栄養面における住民の知識不足から生じる健康問題が散見されている。医療施設においては栄養士がカウンセリングを行っているが、必要な数の栄養士が配置されておらず、患者・住民へのサポートが十分に実施できていない。
同配属先には村落開発普及員JV(平成21年度3次隊)を始めとして、コミュニティ開発(平成27年度2次隊)、栄養士JV(平成27年度4次隊)、保健師JV(2018年度1次隊)が現在活動している。前任JVは院内での栄養士業務をサポートしながら、院内スタッフやコミュニティボランティアへのトレーニング、同配属先JVとの啓発イベント実施に取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先業務をサポートし、地域住民の栄養問題の改善、栄養面における知識向上のために以下の活動を行う。
1.保健医療施設において栄養指導のサポートや記録管理などのマネジメント改善に取り組む。
2.コミュニティを巡回し、地域の栄養問題を把握し、関係者内で情報共有する。
3.院内勉強会、コミュニティ内のボランティアへのトレーニング、住民への啓発活動の実施をサポートする。
自転車による移動は配属先から半径10Km以内が巡回対象地域となる。
また、必要に応じて同配属先の他職種JVと情報を共有し、配属先の医療サービス向上に反映する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健事務所は地域病院内にある。JICAケニア事務所から自転車が貸与される予定。

4)配属先同僚及び活動対象者

保健事務所長は40代男性。保健管理チームは約15名のメンバーからなる。
活動は主に保健事務所の栄養士1名や病院栄養士2名と行う。
活動対象者は、同僚のほか、セメ・サブカウンティ内の医療施設スタッフやコミュニティ内ボランティア、地域住民である。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が求められている

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。