2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL51517B11)
募集終了

国名
ケニア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ナクルヒルズ特別支援学校

3)任地( ナクル ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1978年にカトリックの団体によって開設された、知的障害児と肢体不自由児を対象とした寄宿制特別支援学校である。在校生は6歳から30歳の184名(男子102名、女子82名)で、 就学前クラス、基礎教育クラス、職業訓練クラスの3つのレベルに分けて指導している。障害種別(重複あり)は、知的障害、脳性マヒ、自閉・多動、ダウン症、てんかんで障害の程度は様々である。現在、障害児・者支援の青年海外協力隊(JV)、作業療法士JV(共に2016年度1次隊)の2名が活躍中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、障害児者にとって不可欠な基礎学問、社会性、日常生活活動(ADL)等の自助スキル、職業技術等を身に付けさせ自立を支援するとともに、それぞれの潜在能力や自己肯定感を引き出すことを目標に教育を行っている。
配属先の校長は、作業療法の有効性を認識しており、より多くのADLが自立し、また可能であれば職に就けるよう支援する事を期待している。しかしながら、常勤の作業療法士は在籍しておらず、病院から研修生が訪問する程度であり、また、教師によって指導、介助の意欲の差があり、生徒は体を使う機会が少なかったのか廃用性の二次障害が目立つ。現在活動中のJVは、脳性マヒのクラスを担当し、自助具の作成、車椅子の調整などを行い、生徒の潜在能力を引き出してそれを担当教員に伝え、先生と子どもの関わりのつなぎ役をしている。引き続き、子どもたちへの指導や教師との協働を行って欲しいと、後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.生徒の障害の状況や能力を確認した上で、個別指導計画との関連性を図りながら、個々の作業療法計画を立てる。
2.同僚教師と共に遊び、食事、工作その他の作業に係る指導を行う。必要に応じて、指導方法に関する医学的側面からの助言を行う。
3.個々の障害に応じた補助用具を開発し、コミュニケーション手段の確立、感覚・運動機能の向上を図る。
4.配属先及び他の特別支援学校の教員に対し、作業療法に関するワークショップを企画・開催する。
5.同配属先で活動しているJVと情報交換等による連携で、配属先の課題解決にむけた活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ブロック、マットレス、オルガン(グループセラピー時)など

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(女性50代)
教員23名(特別支援学校教諭免許の取得者)
サポートスタッフ約20名
対象:障害児・者、6歳-30歳、主な障害種:知的障害、脳性マヒ、ダウン症、てんかん

5)活動使用言語

スワヒリ語

6)生活使用言語

スワヒリ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動を実施するにあたり必要

[参考情報]:

 ・子どもに対する作業療法経験があれば尚よい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】