要請番号(JL51517B23)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ティカ・レベル5病院
3)任地( ティカ ) JICA事務所の所在地( ナイロビ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ケニア国内には47のカウンティがあり、配属先はキアンブカウンティで最大規模の公立病院で、地域医療の中核を担っている。ベッド数は265床、24時間診療体制で、外来患者数は平均600名/日。救急科や産科をはじめとして20以上の部署があり、スタッフ数は約600名。近隣から看護学生などの実習生を受け入れている。
医療サービスの質の向上を目的として5S-KAIZEN活動などに取り組んでおり、2012年より院内で質向上委員会(Quality Improvement Team/QIT)が設置され、各部署を代表するメンバーにより運営されている。
JICAの研修を受けた数名のスタッフがQITに在籍している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先病院は近年ICUや透析室を新たに開設し、さらに新病棟を建設するなど、インフラ面での充実が図られている。一方で医療サービスの質の面においては、長時間におよぶ外来患者の待ち時間や使用期限切れの物品管理など課題が見受けられ、スタッフ間の業務効率やサービス向上への意識も高くない。
QITには24名のメンバーがいるが、それぞれの所属部署の通常業務もあり、QIT業務のみに注力できない。また、スタッフの異動は頻繁で、実習生も受け入れているため、医療サービスの質向上に向けた意識の浸透には継続的な取り組みが必要である。
初代JV(看護師、平成27年4次隊)は各部署での5S-KAIZENの取り組みにおける現状調査/意識調査を実施し、結果をQITメンバーと共有しながら、各部署でのチームの組織化、スタッフのモチベーション維持を目指した活動に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
病院のQITに所属し、院内スタッフがより医療サービスの質向上を意識して業務に取り組めるよう、他のQITメンバーと共に5S-KAIZENをはじめとして、以下の活動に取り組む。
1.各部署における現状および課題を把握し、QITメンバーおよび部署関係者間で共有する。
2.課題に対しての対応策の検討を関係者間で進め、必要に応じて助言し、実施を支援する。
3.定期的に院内業務をモニタリング、フィードバックし、関係者間の意識の継続・定着を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。活動は病院内が主となる。外来から病棟、手術室、検査室、会議室、研修室などの施設がある。
4)配属先同僚及び活動対象者
QITメンバー(院内の各部署の代表者24名)が主な同僚となる。
各部署においては部署内スタッフで構成されるWork Improvement Team(WIT)を組織して具体的な取り組みの実施を図っている。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
スワヒリ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合があります。