【配属機関概要】

3）任地（ ホマベイ ） JICA事務所の所在地（ ナイロビ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 8.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

本保健事務所は地域病院に併設されており、保健師や公衆衛生官などによる保健管理チームが、管轄下にある46の保健センターや診療所の保健医療サービスやコミュニティでのプライマリーヘルスケア活動の管理、アドバイスを行っている。同地域の人口は20万5千人で年間予算は約900万円。
過去には、JICA技術協力プロジェクト「ニャンザ州保健マネージメント強化プロジェクト」(2009年7月-2013年6月)のモデル地域であった。同配属先には2018年春募集で保健師も募集中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先の管轄する地域は、HIV、下痢、肺炎、結核、マラリア、スナノミ症などの疾病が多い。また住民の栄養状態もよいとは言えず、深刻な課題となっている。特に、重度の栄養失調になってから来院するケースが多く、手遅れになる場合も少なくない。農村地域であり、現金収入が少ないことが原因の一つではあるが、住民は栄養や食事のバランスなどについての知識がほとんどないことが大きな理由となっている。
配属先では、住民に食事、栄養についての正しい知識や取り方、食品の保存方法など、食と健康についての栄養教育の必要性を強く感じており、ボランティアには病院や診療所、コミュニティでの啓発活動が期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアは保健事務所を拠点とし、配属先同僚と協力して以下の活動を行う。
1.コミュニティを訪問し、各地域の状況を把握すると共に課題を抽出し、改善に取り組む。
2.コミュニティ、学校などでの栄養に関する指導、啓発活動を行う。
3.来院する栄養失調やHIVなどの患者に対しての栄養指導を行う。
4.同配属先や同分野の青年海外協力隊との情報交換等による連携で、地域の課題解決にむけた活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、自転車

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚の栄養士5名(病院所属1名、20代 経験3年以上、NGOなどからの短期派遣4名)
保健事務所長(30代男性、医師)
病院・保健事務所スタッフ 約50名(20-50歳代の男女)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

JICAの判断により、訓練言語を「生活使用言語」に変更する場合がある。